ローゼン・ケイタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/26 02:25 UTC 版)
基本情報 | |
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本名 | ローゼン・ケイタ |
通称 | ブラックパンサー |
国籍 | ![]() |
生年月日 | 1997年12月30日(27歳) |
出身地 | ウェスト=フランデレン州コルトライク |
所属 | ラミロ・ファイト・クラブ |
身長 | 175cm |
体重 | 69.85kg |
リーチ | 不明 |
階級 | ライト級 フェザー級 |
バックボーン | キックボクシング |
ローゼン・ケイタ(Losene Keita、1997年12月30日 - )は、ベルギーの男性総合格闘家。ウェスト=フランデレン州コルトライク出身。ラミロ・ファイト・クラブ所属。現OKTAGONライト級・フェザー級王者。OKTAGON二階級制覇・同時王者。元WFLウェルター級王者。
来歴
幼少期から MMA へ • 12歳でベルギー・西フランダース州コルトライクに移住。その後、その地を拠点とする。   • 現地でバスケットやサッカーに親しむも、学校や街で喧嘩を繰り返し、若い頃は警察に捕まることも。当時、4か月の刑務所暮らしも経験。   • 釈放後、ストリートファイトを続けていたが、友人から誘われて MMA ジムへ。トレーニング後すぐに打撃の才能に気づき、MMA に開眼。   
アマチュア〜プロ初期 • トレーニング開始から2ヶ月で初のアマチュア戦(2017年勝利)、その後無敗で4〜8戦前後にてプロ転向。   • プロデビュー:2019年3月5日、強豪 Gracjan Golebiowski に判定勝ち。2019年末までに Atlas MMA や World Fighting League(WFL)で一連の KO 勝利を収め、WFL ウェルター級王座を獲得。 
OKTAGON MMA での躍進(2021年〜) • OKTAGON MMA デビュー:2021年12月、Karol Ryšavýを初ラウンドKOで撃破(ライト級デビュー戦)。  • 2022年2月、ロナルド・パラダイザーを判定で下し、インターライト級王座への道を開く。   • 2022年6月、Ivan Buchinger を1R TKOで破り、OKTAGON ライト級王座を獲得(ライト級王座初戴冠)。  • 2023年2〜4月、フェザー級に階級を落とし、Samuel Bark や Jakub Tichota に TKO勝ち。インター級タイトルを経て、12月に Niko Samsonidse を秒殺 KO し、フェザー級王座を獲得。  • 唯一の敗北は2023年7月、Mate Sanikidze 戦(OKTAGON 45)で第1ラウンド開始直後、自身の蹴りで足を骨折し TK O負け。 
ライト級王座返り咲きとトーナメント制覇(2024年〜) • 2024年5~9月:Tipsport Gamechanger €1M モノトーナメントに参戦し、Agy Sardari(判定勝ち)、Predrag Bogdanović(ボディKO)、Mateusz Legierski(判定)を下して決勝に進出。  • 2024年12月29日、OKTAGON 65 決勝で再び Ronald Paradeiser にTKO勝ち。ライト級王座と €1M トーナメント優勝を同時に達成。これにより OKTAGON 両階級の現役王者・ダブルチャンピオンとなる。 
契約と今後の展望 • 複数回にわたる UFC や PFL からのオファーを拒否し、OKTAGON との複数年契約を継続。自分の価値を理解してくれているプロモーションとファンを大切にする姿勢を表明。
戦績
総合格闘技 戦績 | ||||||
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17 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
16 勝 | 10 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 |
1 敗 | 1 | 0 | 0 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | ロナルド・パラダイサー | 2R 4:02 TKO(スタンドでのエルボー→グラウンドパンチ) | OKTAGON 65: Paradeiser vs. Keita 2 【ライト級トーナメント決勝】 |
2024年12月29日 |
○ | マテウシュ・レゲルスキ | 5分3R終了 判定3-0 | OKTAGON 61: Paradeiser vs. Duque 【ライト級トーナメント準決勝】 |
2024年9月21日 |
○ | プレドラグ・ボグダノヴィッチ | 2R 4:15 TKO(ボディへのパンチ) | OKTAGON 59: Paradeiser vs. Torres 【ライト級トーナメント準々決勝】 |
2024年7月20日 |
○ | アギー・サルダリ | 5分3R終了 判定3-0 | OKTAGON 57: Eckerlin vs. Broz 【ライト級トーナメント1回戦】 |
2024年5月4日 |
○ | ニコ・サムニツェ | 2R 0:23 KO(右ストレート→パウンド) | OKTAGON 50: Ostrava 【OKTAGONフェザー級王座決定戦】 |
2023年12月9日 |
× | マテ・サニキゼ | 1R 1:08 TKO(脚の負傷) | OKTAGON 45: Stvanise 【OKTAGONフェザー級タイトルマッチ】 |
2023年7月29日 |
○ | ヤクブ・ティホタ | 4R 3:53 TKO(スタンドパンチ) | OKTAGON 42: Keita vs. Tichota 【OKTAGONフェザー級暫定王座決定戦】 |
2023年4月29日 |
○ | サミュエル・バーク | 3R 0:30 TKO(左アッパー) | OKTAGON 39: Jungwirth vs. Oliveira | 2023年2月11日 |
○ | イヴァン・ブヒンガー | 1R 3:00 TKO(右ストレート→パウンド) | OKTAGON 33: Buchinger vs. Keita 【OKTAGONライト級タイトルマッチ】 |
2022年6月4日 |
○ | ロナルド・パラダイサー | 5分3R終了 判定3-0 | OKTAGON 31: Kristofic vs. Kincl 【OKTAGONライト級暫定王座決定戦】 |
2022年2月26日 |
○ | カロル・リサヴィ | 1R 2:55 KO(右ストレート) | OKTAGON 29: Kozma vs. Velickovic | 2021年12月4日 |
○ | バルトシュ・ゴルチツァ | 1R 0:39 KO(パンチ) | WFL MMA 6 | 2021年8月15日 |
○ | レイモンド・ジャーマン | 1R 4:26 KO(パンチ) | WFL MMA 4 | 2021年5月30日 |
○ | タイロン・アグテリーク・チャバロ | 1R 2:02 TKO(パンチ) | WFL MMA 5 | 2020年2月16日 |
○ | スーフィエンヌ・ウディナ | 5分3R終了 判定3-0 | Team Bushido - Ultimate Contest 11 | 2019年12月7日 |
○ | カロル・ミハラク | 5分3R終了 判定3-0 | Atlas MMA 6 | 2019年11月2日 |
○ | グラシアン・ゴレビオフスキ | 5分3R終了 判定3-0 | SHC 15 | 2019年10月5日 |
アマチュア総合格闘技
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | ルディ・マハライト | 1R 1:00 TKO(パンチ) | VMMA 7 | 2018年6月30日 |
○ | ミシェル・ギルジャム | 3分3R終了 判定3-0 | Fight Club Den Haag - Netherlands vs. Japan | 2018年5月21日 |
○ | イドリス・ングイメト | 1R 2:15 KO(パンチ) | 360 Promotion | 2017年5月28日 |
獲得タイトル
- OKTAGONライト級暫定王座(2022年)
- OKTAGONライト級王座(2022年)
- OKTAGONフェザー級暫定王座(2023年)
- OKTAGONフェザー級王座(2023年)
出典
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