ブレイバーンカントリークラブとは? わかりやすく解説

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ブレイバーンカントリークラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 15:43 UTC 版)

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ブレイバーンカントリークラブBrae Burn Country Club
所在地 アメリカ合衆国
マサチューセッツ州ウェストニュートン
概要
開業 1897年
運営 会員制
設計 ドナルド・ロス
トーナメント 全米オープン(1919年)
コース
コース記録 64, ニック・マッカリオ[1]

その他
公式サイト [1]
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ブレイバーンカントリークラブ (Brae Burn Country Club) は米国マサチューセッツ州ウェストニュートンにあるゴルフコース。ドナルド・ロスが設計した。USGA (全米ゴルフ協会)主催の選手権大会を都合7回開催した実績を持ち、この中には1919年全米オープン、1928年全米アマチュアが含まれる。古典的レイアウトと、極めて難度の高いグリーンで知られている。

歴史

ヘンリー・B・デイ (Henry B. Day) とその弟のフランク・A・デイ (Frank A. Day) の兄弟がクラブ創設の中心となり、ヘンリーが1921年から1928年にかけてクラブ会長を務めた。元の 6 ホールコースは創設者の私有地や無主地を利用してコモンウェルスアベニューの両側にまたがって建設された。このコースは1897年に9ホールとなり、1903年に新しい18ホールコースの建設が完了するまで使用された。1906年、全米女子アマチュア選手権がここで開催され、妹のマーガレットとともにカーチスカップを創設したことで有名なハリオット・カーチスが優勝したが、その極めて挑戦的で高いコース難度で有名になった。

1912年、スコットランド人ドナルド・ロスがその初めてのコース改修に着手した。この改修の完了後、ブレイバーンでの USGA 主催選手権としては2大会目となる1919年(男子)全米オープンが開催され、無敵のウォルター・ヘーゲンが優勝した。1928年の全米アマ開催のためのコース改修も再びドナルド・ロスに手によって行われた。18番ホールの改修ではバックティーを新設したが、この大会で優勝したボビー・ジョーンズに因んでこのティーは「ジョーンズティー」と呼ばれるようになった。

1928年以降は、ティーやグリーンに僅かな変更が行われた以外はコースに大きな改修は行われてない。1958年および1970年のカーチスカップ、1975年の全米女子アマなど、引き続き全国クラスの大会の会場となっている。ブレイバーン100周年にあたる1997年、全米女子アマが再度開催され、決勝でシルビア・カバリエリが米国人ロビン・バークを 5&4 で破ってイタリア人として初優勝した。現在ブレイバーンは USGA とマサチューセッツゴルフ協会 (Massachusetts Golf Association, MGA) 両方のメンバーとなっており、様々な MGA 主催大会の会場となるなど積極的な参加を行っている。

脚注

  1. ^ Nick Maccario shoots course record, leads at 2019 Massachusetts Mid-Amateur”. Mass Golf (2019年9月24日). 2020年3月17日閲覧。
  • Brae Burn Country Club. (1997). Brae Burn Country Club, 1897–1997, Centenary, One Hundred Years of Golf and Family Life. Walsworth Publishing Company.

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