バルニム5世_(ポメラニア公)とは? わかりやすく解説

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バルニム5世 (ポメラニア公)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/31 11:11 UTC 版)

バルニム5世
Barnim V.
ポメラニア公
在位 1377年 - 1403年

出生 1369年9月20日以前
死去 1403年2月7日
配偶者 ヤドヴィガ
子女 アンナ
家名 グリフ家
父親 ポメラニア公ボギスラフ5世
母親 アーデルハイト・フォン・ブラウンシュヴァイク=グルーベンハーゲン
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バルニム5世(Barnim V., 1369年9月20日以前 - 1403年2月7日以前[1])は、ポメラニア=スタルガルト、スウプスク、スワヴノ、リューゲンヴァルデ(ダルウォボ)およびシュチェチネク(ノイシュテッティン)公。ポメラニア公ボギスラフ5世とアーデルハイト・フォン・ブラウンシュヴァイク=グルーベンハーゲンの息子。

生涯

バルニム5世はポメラニア公ボギスラフ5世の末息子として生まれた。兄ボギスラフ8世とともに、スタルガルトを統治した。 一方、兄のヴァルティスラフ7世がスウプスク公領を統治していた[2]。1387年にプラハ大学(教会法)に入学した[3]。同年、バルニム5世とその兄らは、ボギスラフ8世によるカミエン司教の地位の継承に関する合意を取り交わした[3]。ヴァルティスラフ7世の死から数年後の1402年、スウプスク公領は再び分割され、合意の結果、バルニム5世はスウプスク、スワヴノ、リューゲンヴァルデ(ダルウォボ)およびシュチェチネクを獲得し、ボギスラフ8世はヴォリン、カミエン、グリフィツェ、スタルガルト、トシェビャトゥフおよびビャウォガルトを獲得した[2][4]

1401年5月7日、バルニム5世はポーランド王ヴワディスワフ2世ヤギェウォに仕えた。ポーランド王への奉仕により、バルニム5世は年間400グジヴナ英語版のポーランド・グロシュを受け取ったが、クリスマスの日には200グジヴナを、残りはゲオルギオスの日に受け取った[2]

バルニム5世は1402年または1403年に死去し[5]、兄ボギスラフ8世が領地を継承した。

結婚と子女

1396年9月27日、バルニム5世はヴィータウタスの姪でタウトヴィラス・ケーストゥタイティスの娘であるリトアニア公女ヤドヴィガと結婚した。最新の研究によると、この夫婦にはアンナという娘がいたという[6]

脚注

  1. ^ Rymar 2005, pp. 328–330.
  2. ^ a b c Kozłowski & Podralski 1985, p. 85.
  3. ^ a b Rymar 2005, p. 328.
  4. ^ Rymar 2005, pp. 326, 329.
  5. ^ Madsen U.. “Barnim V. Herzog von Pommern-Schlawe-Stolp”. 2012年2月18日閲覧。
  6. ^ Rymar 2005, pp. 328–330, 346.

参考文献

先代
(スウプスク公領より分割)
ポメラニア=スタルガルト公
1377年 - 1402年
ボギスラフ8世と共治)
次代
ボギスラフ8世
先代
ヴァルティスラフ7世
ポメラニア=スウプスク公
1395年 - 1403年
(1402年までボギスラフ8世と共治)
次代
ボギスラフ8世



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