スーパー登山部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/10 14:27 UTC 版)
![]() |
この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。(2025年4月)
|
スーパー登山部(スーパーとざんぶ)は、コンポーザー・小田智之のオリジナル曲を演奏するために2023年に結成された日本の5人組バンドである。名古屋を拠点に活動し、ポップス、ジャズ、レゲエなど多様な音楽ジャンルを融合させた楽曲を特徴とする。メンバーは実際に登山を行いながら音楽活動を展開している(詳細後述)。
メンバー
- 小田智之(Key)
- Hina(Vo)
- いしはまゆう(Gt)
- 梶祥太郎(Ba)
- 深谷雄一(Dr)
バンド結成の経緯
スーパー登山部は、キーボードの小田智之が、長久手市文化の家の契約アーティストを卒業する際のコンサートをきっかけに結成した[1]。ベースの梶祥太郎と「バンドをやりたい」という話を以前からしており、2023年初頭からメンバーを集め始めた[1]。
最初に声をかけたのは、ボーカルのHinaで、彼女の表現力に感銘を受けた小田が誘った[1]。その後、ギターのいしはまゆう、ドラムの深谷雄一が加入。深谷は中村佳穂BANDなどでも活躍する実力派ドラマーであり、メンバー全員が実力派ミュージシャンとして知られる[1]。
バンド名の由来
当初、バンド名は決まっていなかったが、名古屋で初めてライブを行う際、ライブハウスの要請で命名することとなった[1]。LINEのグループ名が「スーパーバンド」だったことから、「スーパー」の部分を残し、「スーパー登山部」となった。登山経験があったのは小田のみだったが、バンド名が決まったことでメンバー全員が登山を始めることとなった[1]。
登山活動
バンド名に「登山部」とあるように、スーパー登山部は実際に登山をしながら音楽活動をおこなっている[1]。初めて5人全員で登ったのは木曽駒ヶ岳(2,956m)で、その後も八ヶ岳の天狗岳(2,646m)などの山を登った[1]。登山未経験だったメンバーも次第に登山の魅力にとりつかれて、2024年時点では山でのライブ活動も展開しており[1]、白馬岳(2,932m)の山小屋でもライブを実施した[2]。
音楽性
スーパー登山部の音楽は、特定のジャンルに偏らず、ポップス、ジャズ、レゲエなど多彩な要素を取り入れている[1]。小田はゲーム音楽やアニメ音楽、特に菅野よう子やジェイコブ・コリアーの音楽スタイルに影響を受けたといい、「『ストーリー性を感じる』と言われることが多い」と述べている[1]。
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k 吉玉サキ (2024年5月17日). “「スーパー登山部」というバンド|楽器を歩荷して北アルプス・標高2,832mで奏でる自由な音楽”. YAMAP MAGAZINE. 2025年2月4日閲覧。
- ^ 「標高2832㍍、夕日に染まる雲海を背に響くメロディー 北アルプス白馬山荘で名古屋拠点のバンドがライブ【動画付き】」『信濃毎日新聞』2024年8月11日。2025年2月4日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- スーパー登山部 (@sclimbingclub) - X(旧Twitter)
- スーパー登山部のページへのリンク