サキュバス (バルザックの短編小説)
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『サキュバス』(フランス語: Le Succube)は、オノレ・ド・バルザックが1837年に著した短編小説で、『Les Contes drolatiques』に収録されている。 彼の先行作品 Le Péché véniel における脇役のアフリカ人の娘を主役として「人物再登場」させ、彼女が受ける魔女裁判じみた裁きを描く。 この作品は手稿が現存している[1]。 日本語訳として『妖魔伝』(小西茂也,1947年)、『魔女裁判』(白川宣力,1968年)、『淫夢魔(スキューブ)裁判録』(石井晴一,2007年)が出版されている。
- ^ トゥールのマルティヌスの墓上に建てられた修道院。一部現存。フランス語版 Basilique Saint-Martin de Tours 参照。
- ^ オノレ・ド・バルザック(著)石井晴一(訳)『艶笑滑稽譚 第二輯 明日無き恋の一夜 他』(岩波書店、2012年)p.409 ISBN 978-4003750841
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