クアルト_(ボードゲーム)とは? わかりやすく解説

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クアルト (ボードゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/30 09:05 UTC 版)

クアルト
クアルトのボードとコマ
デザイナー ブレイズ・ミュラー
発売日 1991年
ジャンル ボードゲーム
プレイ人数 2人
運要素 無し

クアルト(Quarto)は、スイスの数学者ブレイズ・ミュラー[1]によって1991年に考案された2人用のボードゲームである。タイトルの「Quarto」は、イタリア語やラテン語で「4」を意味する。

ゲームの概要

4×4の盤上に交互にコマを置き、共通の属性を持つコマを4つ一列に並べ[2]、「クアルト」と宣言したプレイヤーが勝者となる。

コマは以下の4つの属性を持つ。

  • 色(白 / 黒)
  • 高さ(高い / 低い)
  • 形(丸 / 四角)
  • 穴(有 / 無)

例えば「黒く、高く、四角く、穴がある」コマなどが、2×2×2×2の計16種類存在し、並んだ4つのコマが何か一つでも共通の属性を持っていれば(他の属性は違っていても良い)勝利となる。

また各プレイヤーが置くコマは対戦相手が選択する。従ってゲームの流れは以下の様になる。

  1. プレイヤーAがコマを選択し、プレイヤーBに渡す。
  2. プレイヤーBが渡されたコマを任意の場所に置く。
  3. プレイヤーBがコマを選択し、プレイヤーAに渡す。
  4. プレイヤーAが渡されたコマを任意の場所に置く。(以下繰り返し)

なお、並べた4つのコマが共通の属性を持っている場合でも、「クアルト」の宣言をしなければ勝敗の決定とはならず、ゲームはそのまま続行される。そのため対戦相手が「クアルト」の成立に気づいていない場合、対戦相手からコマを受け取った後に「クアルト」を宣言すれば宣言したプレイヤーの勝利となる。

脚注

  1. ^ BoardGameGeek の紹介ページ
  2. ^ 四角形に並べても勝利となるバリアントも存在する。
  3. ^ 年間ゲーム大賞公式ページの紹介

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