オーエム製作所とは? わかりやすく解説

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オーエム製作所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/24 16:36 UTC 版)

株式会社オーエム製作所
O-M Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 〒532-0003
大阪市淀川区宮原三丁目5番24号(新大阪第一生命ビル)
業種 機械
法人番号 2120001054279
事業内容 各種工作機械の製造・販売
代表者 取締役社長 佐脇 祐二
資本金 16億6千万円[1]
売上高 連結 128億円(2025年3月31日現在)[2]
従業員数 連結 507名(2025年3月31日現在)[3]
主要株主 ダイワボウホールディングス株式会社[4]
主要子会社 株式会社オーエム機械、オーエム金属工業株式会社、オムテック株式会社
外部リンク https://www.omltd.co.jp/
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株式会社オーエム製作所(かぶしきがオーエムせいさくじょ)は日本の工作機械メーカーであり、本社は大阪府大阪市に置き、工場を新潟県長岡市に構えている。ダイワボウホールディングスの完全子会社。

概要

立旋盤や鉄道用の車輪旋盤といった工作機械などを製造し、販売している。立旋盤や鉄道車輪旋盤は、国内シェア第1位で、海外展開も積極的に行っている。

1906年に設立された長岡鉄工所組合が同社のルーツとなっている。さらに、1949年に分離、独立した大和紡績ダイワボウHDの前身)の機械部門と合併し、現在の姿となっている。

2011年7月1日には、ダイワボウホールディングス株式会社と株式交換[5]をし、完全子会社となっている。同年の6月 28 日付で上場廃止となった。

沿革

1906年(明治39年)新潟県長岡市に長岡鉄工所組合を設立し石油鑿井機の製造を開始

1913年(大正2年)長岡鉄工所組合が(株)長岡鉄工所となる

1920年(大正9年)大阪市西区に(株)大阪機械製作所を設立し工作機械、鍛圧機械の製造を開始

1923年(大正12年)大阪市西淀川区に(株)大阪機械製作所が大阪工場を建設

1934年(昭和9年)島根県宍道町に出雲製織(後に大和紡績)が宍道工場を建設

1936年(昭和11年)(株)大阪機械製作所が(株)長岡鉄工所を合併する

1937年(昭和12年)(株)大阪機械製作所が立旋盤の製作を開始

1949年(昭和24年)大和紡績が宍道工場を分離し大和機械工業(株)を設立(本社 大阪市東区)

1950年(昭和25年)大和機械工業(株)が合併により社名を(株)オーエム紡機製作所に変更

1951年(昭和26年)(株)オーエム紡機製作所が本社を大阪市西淀川区に移転

1952年(昭和27年)(株)オーエム紡機製作所が大阪証券取引所第一部に上場

1955年(昭和30年)(株)オーエム紡機製作所が本社を大阪市北区に移転

1956年(昭和31年)(株)大阪機械製作所が自動包装機械の製造開始

1960年(昭和35年)(株)オーエム紡機製作所が(株)大阪機械製作所を合併し社名を(株)オーエム製作所に変更(本社 大阪市北区)

1965年(昭和40年)大阪工場を大阪市西淀川区から大阪府箕面市に移転

1971年(昭和46年)東京証券取引所第一部に上場

1991年(平成3年)本社を大阪市淀川区に移転

2001年(平成13年)大阪工場を宍道工場へ統合

2004年(平成16年)米国にO-M(U.S.A.),INCを設立

2007年(平成19年)中国に上海駐在員事務所を設立

2011年(平成23年)株式交換によりダイワボウホールディングス株式会社に経営参画

2012年(平成24年)中国に欧安睦(上海)商貿有限公司を設立

2014年(平成26年)自動機械事業を分社し、(株)オーエム機械を設立

2015年(平成27年)米国に合弁でJAPAN MACHINE TOOLS MIDWEST,LLCを設立

2018年(平成30年)播磨テクニカルセンターを開設

2024年(令和6年)主力生産拠点である長岡工場(新潟県長岡市)でM5工場竣工

拠点

  • 本社
  • 長岡工場
  • 宍道事務所
  • 東京支店
  • 名古屋営業所
  • 播磨営業所(播磨テクニカルセンター)
  • 新潟営業所
  • O-M(U.S.A.),INC.
  • オーエム上海(欧安睦(上海)商貿有限公司)

主要製品

  • 立旋盤
  • 鉄道車輪旋盤

過去には研削盤を製造したこともあった。

国内グループ企業

  • 株式会社オーエム機械 ※自動包装機械メーカー
  • オーエム金属工業株式会社
  • オムテック株式会社

関連項目

外部リンク

注釈




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