ことばと新人賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/09 15:39 UTC 版)
| ことばと新人賞 (ことばとしんじんしょう) | |
|---|---|
| 受賞対象 | 未発表の小説 | 
| 国 |  日本 | 
| 主催 | 書肆侃侃房 | 
| 初回 | 2020年 | 
| 最新回 | 2025年 | 
| 最新受賞者 | 白石秀太[1] | 
| 公式サイト | ことばと新人賞|書肆侃侃房 | 
ことばと新人賞(ことばとしんじんしょう)は、書肆侃侃房が主催する公募新人文学賞。受賞作は同社が発行する文学ムック『ことばと』に掲載される[2]。
概要
2020年、文学ムック『ことばと』の創刊に伴って募集を開始する。編集長佐々木敦および『ことばと』編集部が選考にあたり、第1回受賞作(佳作)が『ことばと』vol.2に掲載された。
第4回でリニューアルされ、応募原稿の上限枚数が100枚から200枚に増えたほか、受賞作は『ことばと』掲載に加えて単行本化されるようになった[3]。
2025年、第7回選考結果の公表に際し、第7回でことばと新人賞を終了し、掲載号である『ことばと』vol.9をもって終刊することが発表された[1]。
受賞作一覧
| 回(発表年月) | 応募総数 | 賞 | 著者 | 受賞作 | 単行本初刊 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 第1回(2020年9月) | 394編 | 受賞 | 該当作なし | ||
| 佳作 | 金名サメリ | 「道ジュネー」 | |||
| 永井太郎 | 「残って拡散する響き」 | ||||
| 第2回(2021年3月) | 314編 | 受賞 | 大沼恵太 | 「ゾロアスターの子宮」 | |
| 山縣太一 | 「体操させ、られ。してやられ」 | ||||
| 第3回(2021年9月) | 受賞 | 笛宮ヱリ子 | 「だ」 | ||
| 第4回(2022年9月) | 318編 | 受賞 | 福田節郎 | 「銭湯」 | 2023年5月 | 
| 佳作 | 井口可奈 | 「かにくはなくては」 | |||
| 第5回(2023年8月) | 339編 | 受賞 | 池谷和浩[4] | 「フルトラッキング・プリンセサイザ」 | 2024年5月 | 
| 佳作 | 藤野 | 「おとむらいに誘われて」 | |||
| 第6回(2024年8月) | 273編 | 受賞 | 該当作なし | ||
| 佳作 | 井村日出夫 | 「教室教室」 | |||
| 福原悠介 | 「何もない部屋」 | ||||
| 第7回(2025年10月) | 125編 | 受賞 | 白石秀太 | 「コンサートの呼びかけ」 | |
| 佳作 | タカノシンヤ | 「スピーキング」 | |||
| 富田ララフネ | 「これは歯的な話」 | ||||
選考委員
脚注
- ^ a b “第7回ことばと新人賞 選考結果のお知らせ”. 書肆侃侃房 (2025年10月6日). 2025年10月9日閲覧。
- ^ “ことばと新人賞”. 書肆侃侃房. 2023年12月18日閲覧。
- ^ “ことばと新人賞をリニューアルします。”. 書肆侃侃房 (2021年12月20日). 2023年12月23日閲覧。
- ^ “第5回ことばと新人賞”. 朝日新聞 (2023年9月13日). 2023年12月23日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ことばと新人賞のページへのリンク

 
                             
                    



