あかの よつばとは? わかりやすく解説

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赤野四羽

赤野四羽の俳句

あまい指からだのなかに遠蛙
あらばしり幸福語らしめる夜
もう何度ストラップの熊よみがえる
ゆるゆると歩め鶫は遅れくる
ページ繰る音の軽くて秋の蛇
ホットドッグ頬張り赤い花種蒔く
下萌や昏いところにある兆し
侮辱せよ真白い夏服に着替え
君だけの時間にもまた雪が降る
吸殻のようなからだで鮃食う
失われたものは還らぬ山葡萄
少しだけ約束してよ虫篭に
悔しさのような病や銀杏散る
悦楽や凍蝶重なりあわず落つ
意志はさて飛んでいくのか蜆汁
掘りつづけ枯野の果ての自由かな
月を知る鳥は夜には従わぬ
毛皮きて少女はきんいろに濡れる
水浸しの紫陽花父盲いたり
永き日に肩甲骨のみぎひだり
油照兵士は壁と壁になる
熟したるおとが零れる星月夜
百合の木や生は沈黙ならざりき
真っ青な海に倫理が滴れり
短日や視線たがいに縛りあう
神のみが水母正しくおそれけり
茄子の馬とうとう姉の夜がきた
誠実に鼬の罠は降りてくる
鉄線花譲るべからず濡れ歩け
雪女祝うひかりの濃い淡い
 



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