緊縛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 02:16 UTC 版)
主な縛り方
手首・足首の縛り方
- 手錠縛り
上半身(主に腕)主体の縛り方
- 高手小手縛り・後手胸縄縛り(その他、様々な名称がある):最も一般的な縛り方の一つ。後ろ手に組んだ腕の手首を肘より上に縛り、胸の上下に胸縄を巻く。2本の縄を使う。1本目は手首と胸の上側を縛り、2本目は胸の下側を縛る。3本目を使い梁などに釣ることもできる。
- 片手小手縛り:一方の腕のみを背後に回し固定、首縄と胸に回した縄で上半身を縛る。片手が自由になるために何かさせるための縛り方。
- 合掌縛り:背後に回した手を合掌させて固定する縛り方。体が柔軟でないと難しい。
- 鉄砲縛り:片腕を肩の上から、もう一方を側面から背中にまわして縛る方法。鉄砲を背負う形に見立てている。
- 後頭両手縛り:両手を頭の後ろで組んだ状態で縛る縛り方。西洋では服従のポーズ。
- 乳房縛り : 乳房を上下から潰すようにして縛る縛り方。
全身の縛り方
- 海老責め:足は座禅を組ませ、そのまま正面から頭を足に近づけ固定する縛り方。体を海老のように曲げるためこう呼ばれる。元は江戸時代の拷問。
- 逆海老:上半身を縛り上げ、足は背中から頭に近づける縛り方。エビとは逆に背中を反らせるためこの名がある。英語ではhogtie(豚を吊るす縛りの意)という。
- 座禅縛り:座禅を組んだ状態で足を縛る方法。通常手は背中側に固定する。足首と首を近づけて縛れば海老責めとなる。また、前に倒せば座禅転がしになる。
- 蟹縛り:左の手首と左の足首、右の手首と右の足首をそれぞれ別々に束ねて縛り、四つんばいにする縛り方。
- 亀甲縛り:もっとも有名な縛り方。首にかけた二つに束ねた縄を股間から背中に回し、余った縄で手首を固定し、正面の縄を開くように固定する。その際に胸のあたりに六角形を作る。縄目が美しいので見栄えがする。手首を縛らずに飾り縄としても用いられる。
- 菱縄縛り:亀甲縛りと似るが、正面の縄目が六角形ではなく菱形を作るように縛る。
- ホグタイ
- ^ “京大・緊縛シンポの研究不正と学術的問題を告発します②剽窃について|河原梓水|note”. note(ノート). 2022年5月10日閲覧。
- ^ “緊縛の捕縄術起源説』を考える”. 2022年5月10日閲覧。
- ^ “上田青柿郎”. 2022年5月11日閲覧。
- ^ 下川耿史、「変態の総合デパート『奇譚クラブ』から『SMセレクト』が産声を上げるまで」『性メディアの50年 欲望の戦後史ここにご開帳!』(1995)宝島社、別冊宝島240号,p.54
- ^ “緊縛師、「一鬼のこ」が見せるロープアートの可能性”. www.afpbb.com (2016年6月1日). 2021年6月6日閲覧。
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