名創優品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/07 02:20 UTC 版)
キャッチコピー
- Love Life, Love MINISO
- Life is for fun.
- 今の生活が好き! だから、名創優品 《日本》
- 点亮全球99国美好生活(世界99ヶ国の美しい生活を照らす) 《中国》
店舗
ニューヨーク証券取引所への上場に際しSECに提出した目論見書によれば、2020年6月30日時点で80以上の国・地域に4222店舗を出店している。このうち中国国内に2533店舗を出店。また直営店は129店舗のみで、他はフランチャイズ契約に基づく出店である[12]。
日本では2014年に池袋へ「逆上陸」を果たした(2018年9月閉店[13])。当初は東京周辺の繁華街に小規模な店舗を展開していたが、2018年以降はこれらを縮小し、イオンモールにおける中規模テナントとしての展開に転換した。しかし2021年12月末をもって全ての店舗が閉店し、以降は再び日本国内の店舗が存在しない状態となっている。
日本国内の店舗
- 閉店した店舗
- 池袋店
- 原宿店
- 渋谷店
- 川越店
- イオンモールいわき小名浜店(2021年12月31日閉店)[14]
- イオンモール名取店(2021年12月31日閉店)
- 高田馬場店(2021年12月31日閉店)
- イオンモール幕張新都心店(2021年12月31日閉店)[15]
- イオンモール津田沼店(2021年12月31日閉店)
北朝鮮進出問題
2017年春頃、名創優品の店舗が北朝鮮、平壌に開設されたことが明らかになった[3]。それに先立ち2017年1月には中国、丹東市(北朝鮮との国境にある都市)で、三宅順也、葉国富両名が朝鮮経済合作委員会の中国丹東事務所首席代表と支店開設に関する調印式を行ったことを自社のウェブサイトに掲載していた。(名目上とはいえ)日本企業が北朝鮮に支店を開設することは、国際連合安全保障理事会決議2321号に反することになり、実際に安保理の北朝鮮制裁委員会が調査を行ったことが明らかになっている[16]。
これらの報道の後、名創優品は北朝鮮の企業との代理店契約を破棄し[12]、2017年7月には平壌の店舗は店名を「進化」に改めて名創優品との関係を事実上解消した[17][18]。また名創優品のウェブサイトからは前掲の調印式の記事も削除された[16]。
- ^ a b c 「山寨式」商法の勝利 謎の生活雑貨ストア「メイソウ」(日経ビジネスオンライン、2014年5月7日)
- ^ a b MINISO お客様、関係者の皆様へ
- ^ a b “衝撃!あの人気雑貨屋が平壌に出店していた”. 東洋経済オンライン (2017年6月20日). 2018年2月18日閲覧。
- ^ “大炎上「メイソウ」行ってみた、日本、中国から批判殺到のパクリ店。”. narinari.com (2014年4月26日). 2018年2月18日閲覧。
- ^ “ユニクロと無印良品を模倣した中国「MINISO」が上場、600億円調達へ”. Forbes Japan (2020年10月15日). 2020年10月19日閲覧。
- ^ 【ヒットの地球儀】南米、雑貨店「メイソウ」急増/「日本ブランド」現地人信頼『日経産業新聞』2019年7月22日(グローバル面)。
- ^ “La tienda japonesa de artículos y decoración, Miniso, planta bandera en Uruguay”. InfoNegocios Uruguay. (2019年6月25日). オリジナルの2019年6月28日時点におけるアーカイブ。
- ^ 【メイソウ】中国の「偽ダイソー」「パクリ無印良品」と呼ばれる雑貨店『メイソウ(名創優品)』が日本旗艦店をオープンさせたので行ってみた(ロケットニュース24、2014年9月26日)
- ^ a b “中国発雑貨大手「名創優品」、チャイナドレスを「芸者」の衣装と誤表記で謝罪”. 36Kr Japan (2022年8月14日). 2022年8月26日閲覧。
- ^ a b “致歉声明”. 微博(名创优品) (2022年8月18日). 2022年8月22日閲覧。
- ^ a b “中国雑貨店メイソウ、「日本風」を謝罪 強まる反日機運”. 日本経済新聞. (2022年8月20日) 2022年8月22日閲覧。
- ^ a b “Form DRS/A Miniso Group Holding Ltd Draft Registration Statement”. アメリカ証券取引委員会 (2020年9月11日). 2020年10月19日閲覧。
- ^ “【閉店】池袋西口の雑貨店「MINISO」9月24日閉店”. リビング東京web (2018年9月26日). 2019年6月17日閲覧。
- ^ “8/3(金)【MINISO】オープン”. イオンモールいわき小名浜 (2018年7月19日). 2018年8月6日閲覧。
- ^ “8月30日(木)、グランドモール3Fに MINISO がオープン!”. イオンモール幕張新都心 (2018年8月23日). 2018年9月19日閲覧。
- ^ a b “「東京に本社」の日用雑貨チェーン、平壌店オープンで国連調査 「ぜいたく品」抵触の恐れ…実質的には中国経営”. 『産経新聞』. (2018年2月6日) 2018年2月18日閲覧。
- ^ “平壌の「MINISO」が突如ブランドを変えていた”. 東洋経済オンライン (2017年8月30日). 2018年2月18日閲覧。
- ^ “平壌の元ミニソウが進化となり観光客もショッピングできるように”. コリアワールドタイムズ. (2019年1月1日) 2020年9月25日閲覧。
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