マウントバーノン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 08:31 UTC 版)
観光
マウントバーノンは祝日やクリスマスでも開いており、年中無休である。訪問者は邸宅やその他の多くの建物、奴隷用宿舎、台所、厩、温室などを回ることができる。4つの庭園を散策し、森の小道を歩き、ジョージ・ワシントンの足跡を辿る。4エーカー (1.6 ha)のパイオニア農園には再建された16面の納屋がある。ワシントン夫妻が静かに眠る墓所では、毎日リースを置く儀式が行われ、スカウトが参加している。奴隷の記念碑や墓地も近くにある。ジョージ・ワシントンは休むことなく働いて、そのプランテーションを2,000 エーカー(8 km²)から8,000エーカー(32 km²)まで広げ、邸宅は6寝室から21寝室まで増築した。
マウントバーノン婦人協会がワシントン家からマウントバーノンを購入したのは1858年のことであり、1860年には一般に開放した。その時以来、8千万人近い観光客がワシントンの邸宅を訪れてきた。マウントバーノンは政府から独立しており、その500エーカー (2 km²)の敷地の維持や、教育プログラムなどの活動にも税金は使われていない。
「ライトホース・ハリー」と渾名されたヘンリー・リー3世(バージニア州知事を勤め、ロバート・E・リーの父)から贈られ、1786年にワシントンが自ら植えたセイヨウトチノキは伐採を免れ、現在は入り口を覆っている。この木の枝はマウントバーノンの土産物店で8ドルで売られている。また発送もできる。
ジョージ・ワシントンの生と死に献げられた博物館も敷地内にある。ここにはワシントンの測量用具、武器、衣類のほかに最初に大統領になった頃の義歯も保管されている。
- ^ Barakat, Matthew (2007年3月31日). “Replica of distillery of Washington Opens”. The Associated Press. 2007年4月1日閲覧。
- マウントバーノンのページへのリンク