指値

デジタル大辞泉

さし‐ね【指（し）値】

読み方：さしね

顧客が株式や商品の売買を委託する際、希望の値段を指定すること。また、その値段。指定値段。

会計用語辞典

指値

読み方：さしね

株などの売買注文方法のひとつで、希望値段を指定する形のものです。
しかし、指定した価格に株価が到達しない場合には、その取引（注文）が成立しません。

外国為替用語集

指値（Limit Order）

　売買取引注文をするときに、その時点よりも良い値段で成立させることを目的として、取引通貨の種類・金額と共に取引値段を指定すること、または指定した値段。通常ドル／円で買いの場合は「105.00円で5万ドル買い」などと表現する。逆指値はその時点よりも悪い値段になった時に成立させることを目的に値段を指定すること。これは相場の勢いに乗って売買する戦術や、「ストップ・ロス」などのようにある金額以上の損失にならないような仕切注文の際に使われる。

商品先物取引用語集

指値、指値注文（さしね、さしねちゅうもん）

売買注文を出すときに自分の都合の良い値段を指定すること、またはその指定値段をいいます。

隠語大辞典

指値

読み方：さしね

1. 委託販売又は取引所の売買などにて委托者の指定したる値段をいふ、指定値に同じ。
2. 売買の注文を発する時値段を限定することをいふ。〔相場語〕
3. 売買共に値を指定しておきその値で商内する註文をいふ。
4. 〔取〕仲買人に注文する時、値を指定して依頼すること。
5. 売買の注文に際しその値段を指定すること。
6. 売買の注文に際してその値段を指定すること。

分類 会社・株式、会社・株式／経済、取引所、相場、相場語

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

Weblio日本語例文用例辞書

「指値」の例文・使い方・用例・文例

• 私は、今の株価より低い値段で指値注文を出したが、指定した値段以下に株価が下がらず、売買は成立しなかった。
• 指値注文はリーブオーダーの1種で、投資家は注文の有効期間を制限することができる。
• 物価騰貴のためお指値ではご用命に応じ兼ねます.
• お指値では開きが無くなります
• お指値にては儲け無之候
• お指値にては値開き無之候