宝生流

デジタル大辞泉

ほうしょう‐りゅう〔ホウシヤウリウ〕【宝生流】

読み方：ほうしょうりゅう

１ 能のシテ方の流派の一。大和猿楽の外山座(とびざ)の流れで、幕末までは宝生座といった。流祖は宝生蓮阿弥といわれるが未詳。

２ 能のワキ方の流派の一。徳川家光の命で、春藤(しゅんどう)流の金春権七祐玄が宝生座付きとなって創流。2世新之丞のとき宝生を名のった。ワキ宝生。下掛(しもがかり)宝生流。

３ 能の大鼓方の流派の一。宝生練三郎派ともいわれ、岡山を中心に活動していたが、昭和61年（1986）観世流となった。

歴史民俗用語辞典

宝生流

読み方：ホウショウリュウ（ｈｏｕｓｈｏｕｒｙｕｕ）

室町時代以降の能の流儀。シテ方五流の一。

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宝生流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/09 05:53 UTC 版)

宝生流（ほうしょう-りゅう）は能楽の流派の一。現在、シテ方とワキ方（下掛宝生流）とがあり、それぞれ別の流儀である。単に「宝生流」というときはシテ方の宝生流をいうことが多い。

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「宝生流」の例文・使い方・用例・文例

• 宝生流という,能楽の流派