引張りひずみ
物体に引張り荷重が働くときに生ずる荷重方向のひずみ(変形)を引張りひずみという。変形量の変形前の長さに対する割合で示し百分率で表示することが多い。弾性材料では、荷重を増すとともにひずみが増大する弾性変形領域があり、ある荷重において塑性変形が急激に生じはじめるが、これを降伏点という。荷重が加えられたときのひずみには、荷重方向に発生する垂直ひずみ(引張りひずみ、または圧縮ひずみ)と垂直方向のせん断ひずみ、および体積の変化を示す体積ひずみがある。
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