サザエさん
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『サザエさん』は、長谷川町子による日本の漫画[1]。また、その主人公となる「フグ田サザエ」の呼び名の一つである。
注釈
- ^ 朝日新聞1978年4月10日付23面に『サザエさんうちあけ話』の連載予告の記事が載ったが、この時点で『サザエさん』は休載中と明記されていた。
- ^ 具体的には、長谷川の『エプロンおばさん』の連載が終了し、『いじわるばあさん』の連載が開始された1960年代中頃から『サザエさん』の作風も大きく変化している。1965年4月から1991年9月まで朝日新聞に連載されていた『フジ三太郎』(サトウサンペイ作)もサザエさん形式で社会風刺を取り入れた内容になっていた。
- ^ 「対訳サザエさん」の翻訳者のあとがきによると、翻訳版はまず日本で刊行し、続いてアメリカで刊行するスケジュールになっていたとのこと。
- ^ これは、翻訳者によると、「台詞の流れを損なわないようにするためにその措置を取った」とのこと[7]。ただし、反転されず存置されたコマもある。
- ^ 東京家政大学名誉教授。著書に『サザエさんからいじわるばあさんへ』がある。
- ^ 磯野家がサブロウとともに初めて長縄跳びの練習を行う部分までがアニメパートになっている
- ^ 例外として、パート4の「磯野家はチャレンジャー」のドラマパートに登場したラジカセは、1980年代半ば頃のラジカセだった。
- ^ 第1弾は放送日が奇しくも加藤の70歳の誕生日だったことから、エンディングのクレジットにバースデーケーキのイラストが描かれた。
- ^ テレビ大分は同年12月7日深夜(8日午前)に遅れネットで放送。
- ^ そのため、一時期は『新・サザエさん』という題で放送。また、これに伴いサザエの結婚まで進行していた話も全て独身時代にリセットされた。
- ^ 途中からは「市川寿美礼」名義
- ^ 東宝製作の映画シリーズ3作目と同名タイトルである。
- ^ その展覧会の開催に先立って、「恋するフォーチュンクッキー」(AKB48)の「サザエさんの街でつながろう!」編が、世田谷区・早良区および長谷川町子美術館の協力で制作され公開している。
- ^ 2019年にフジテレビ開局60周年特別企画 サザエさん放送50周年を記念してフジテレビで放送されたスペシャルドラマ” 磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜」 のみに高校生になった姿でヒトデが登場している
- ^ 全く逆の話として、「ニセ本が出ている」と長谷川に送られてきた本が、実は絵柄が変化したことに気付かなかった読者の勘違いで本物の初期の単行本だった、という事例もある。
- ^ ただし、1978年から1979年にかけて発売された「70年代テレビアニメ全集」(秋元文庫)と、1982年・1983年に発売された「アニメNOW」シリーズ(集英社文庫)には、アニメの一場面が掲載されている(『テレビアニメ全集』には『いじわるばあさん』も)。双方とも著者は杉山卓。
- ^ 『サザエさん』ではないが、2018年1月に同じ長谷川原作の『新やじきた道中記』の映画化作品『新やじきた道中』が前述の映画を放送した「日本映画専門チャンネル」で1月に、「時代劇専門チャンネル」にて3月に放送されている。
- ^ なお、Amazon プライム・ビデオでの1969年から1978年までのエピソード(シーズン1)は2022年1月13日現在配信停止されている。
出典
- ^ a b c d e f g h “サザエさん公式HP サザエさん 原作者 長谷川町子”. 2019年1月23日閲覧。
- ^ “昭和のニュース 「サザエさん」が夕刊フクニチに登場”. 2019年1月23日閲覧。
- ^ 「芸術新潮 2016年 09 月号」 特集こんなに凄かった! 長谷川町子と「サザエさん」 76頁
- ^ https://publications.asahi.com/yorinuki/
- ^ 清水勲『図説漫画の歴史』河出書房新社、1999年、111-112頁。ISBN 4-309-72611-9。
- ^ 「天声人語」『朝日新聞』1995年9月20日付朝刊、1頁。
- ^ 「対訳サザエさん」の翻訳者のあとがきから
- ^ a b c d e f g h “サザエさん公式HP サザエさん キャラクター紹介1”. 2019年1月23日閲覧。
- ^ 1965年12月16日掲載話(姉妹社版47巻/朝日新聞社版31巻)
- ^ 泊まりで出張するシーンもあるので営業職と考えられる場合もある。
- ^ 5巻
- ^ 2巻
- ^ a b c “サザエさん公式HP サザエさん キャラクター紹介2”. 2019年1月23日閲覧。
- ^ 朝日文庫版40巻3ページ掲載話
- ^ 『朝日新聞』1958年1月1日号。
- ^ “サザエさん通り”. 福岡市. 2020年7月9日閲覧。
- ^ a b 長谷川町子 『サザエさんうちあけ話・似たもの一家』 朝日新聞社、2001年、ISBN 4-02-261340-8 91頁。
- ^ a b c 週刊現代2022年1月29日・2月5日号「昭和の怪物」研究・長谷川町子「サザエさんは隣にいる」p173-180
- ^ はてなブックマークニュース(2013年9月18日)
- ^ “「サザエさん」ワカメちゃんがわかめスープのパッケージに、本日より販売”. コミックナタリー (2015年10月21日). 2015年10月21日閲覧。
- ^ “舞台「サザエさん」上演決定!サザエ役に藤原紀香、波平役は松平健”. ステージナタリー (2019年1月1日). 2019年5月17日閲覧。
- ^ 舞台「サザエさん」 <オフィシャルHP> 2019年10月2日閲覧
- ^ 日付に関する出典は、『青森放送40年表』(青森放送・1994年3月31日発行)13頁「放送関係」より。これに、「1955(昭和30年) 10.3 KRT 「サザエさん」スタート」と記載あり。
- ^ 『「タケダアワー」の世界』洋泉社、2017年、P.90頁。
- ^ 参考:テレビドラマデータベース
- ^ a b c d e 『河北新報』1966年3月4日付朝刊、テレビ欄。
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- ^ 夏休みスペシャルドラマ サザエさん2[リンク切れ]
- ^ 桜田ひより、タラちゃんの妹・ヒトデに! 実写ドラマ「サザエさん」家族写真初公開、cinemacafe.net、2019年9月30日
- ^ a b c d e f g “サザエさん:天海祐希主演で実写ドラマ化 20年後の磯野家描く”. まんたんウェブ (MANTAN) (2019年8月31日). 2022年4月18日閲覧。
- ^ “サザエさん:磯野家幻の8人目・ヒトデちゃんが実写ドラマで65年ぶり登場 “家族写真”が初公開”. まんたんウェブ (MANTAN) (2019年9月30日). 2022年4月18日閲覧。
- ^ “サザエさん:八嶋智人が実写ドラマで20年後のノリスケ役 「ちょいとノリのいい感じに親近感あった」”. まんたんウェブ (MANTAN) (2019年10月7日). 2022年4月18日閲覧。
- ^ “サザエさん:実写ドラマの40代タイコは堀内敬子 起業のイクラを心配 就活苦戦のタラオへの助言も”. まんたんウェブ (MANTAN) (2019年10月25日). 2022年4月18日閲覧。
- ^ “サザエさん:20年後のイクラ役に稲葉友 ITサービスを開発し学生起業も”. まんたんウェブ (MANTAN) (2019年10月18日). 2022年4月18日閲覧。
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- ^ “サザエさん:実写ドラマの30代かおりは黒川智花 読モで結婚に不安 “カツオ”濱田岳と「金八先生」以来の共演”. まんたんウェブ (MANTAN) (2019年11月1日). 2022年4月18日閲覧。
- ^ “サザエさん:実写版ドラマ、20年後の早川さんは松井玲奈 カツオ失恋? 花沢さん、かおりちゃんの3人組で花嫁一番乗り”. まんたんウェブ (MANTAN) (2019年11月5日). 2019年11月5日閲覧。
- ^ “サザエさん:20年後の穴子役に小手伸也 アニメ声優の若本規夫に「若干“寄せて”います」”. まんたんウェブ (MANTAN) (2019年10月4日). 2022年4月18日閲覧。
- ^ “サザエさん:20年後の“ワカメ”松岡茉優の彼氏“貝塚”役に中林大樹 実写ドラマオリジナルキャラ”. まんたんウェブ (MANTAN) (2019年10月15日). 2022年4月18日閲覧。
- ^ “サザエさん:勝俣州和が5度目の三河屋・サブちゃん役 20年後は店主、積極的にITも導入”. まんたんウェブ (MANTAN) (2019年10月28日). 2022年4月18日閲覧。
- ^ “サザエさん:70代となった伊佐坂先生は浅野和之 小説家引退を決意?”. まんたんウェブ (MANTAN) (2019年10月21日). 2022年4月18日閲覧。
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- ^ 坂口涼太郎 [@RyotaroSakaguTw] (2019年11月24日). "今夜8時から放送の 「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」に出演しています マスオさんの部下、佐々木役です 素敵なお話なので、是非今夜はお家で海鮮鍋でもしながらご覧ください 海山商事の素敵な先輩方と📸 🌊🐡🦐🐟🚢 #磯野家の人々 #20年後のサザエさん fujitv.co.jp/sazaesan_20/" (ツイート). Twitterより2022年4月18日閲覧。
- ^ サンケイスポーツ(2013年9月4日)
- ^ 実写版「25年後の磯野家」CM サザエさん役は誰なのかで議論沸騰、J-CASTニュース、2008年9月22日
- ^ 「電話会社選択サービス」の円滑な導入に向けて、マイライン事業者協議会、2000年4月17日
- ^ 「もし、サザエとマスオが現代の高校生だったら」 カップヌードルの新CM第3段は“マスオの公開告白、ねとらぼ、2017年11月22日
- ^ サザエさん | HUNGRYDAYS アオハルかよ。 | 日清カップヌードル|CUPNOODLE
- ^ “防犯大使に「サザエさん」一家 警視庁、4こま漫画でPR”. 共同通信 (2022年5月11日). 2022年8月14日閲覧。
- ^ “警視庁広報大使のサザエさんが始球式 防犯アプリ利用呼びかけ”. 毎日新聞 (2022年8月13日). 2022年8月14日閲覧。
- ^ “東京ドームで始球式 サザエさん一家が防犯アプリ利用呼びかけ”. 日テレNEWS (2022年8月13日). 2022年8月14日閲覧。
- ^ 復刻「サザエさんかるた」(All About)
- ^ 「指定席 童謡レコード」『朝日新聞』1950年5月11日付東京朝刊、4面。
- ^ サザエさん生誕66周年 桜新町/サザエさん通りに、サザエさん一家の銅像が完成! (PDF) 、桜新町商店街復興組合、2012年3月3日
- ^ 「サザエさん」像に課税 世田谷・桜新町商店街 45年間980万円:東京新聞2013年6月12日 朝刊
- ^ 「サザエさん銅像:固定資産税60万円…一転、免除に:毎日jp 2013年10月19日
- ^ 海平さん 西新商店街をPR 着ぐるみ完成、サザエさんも(47NEWS、2013年2月22日)2013年11月14日閲覧
- ^ 西新駅に「サザエさん」の陶板を設置 - 福岡市早良区役所、2015年2月2日
- ^ 「サザエさん商店街通り」開通記念行事のお知らせ - 西新商店街、2017年1月23日
- ^ 東京都世田谷区桜新町二丁目25番や、東京都世田谷区新町三丁目51番地または515番地(架空の住所)等の仮定もある。
- ^ 朝日文庫版23巻171ページ掲載話、24巻139ページ掲載話
- ^ 朝日文庫版34巻138ページ掲載話
- ^ 漫画の戦後思想史
- ^ 赤田祐一・ばるぼら『消されたマンガ』(鉄人社、2013年)186-191頁
- ^ 飯沢匡「イイザワ対談 遠近問答:ゲスト マンガ家長谷川町子」『週刊朝日』1970年12月25日号、朝日新聞社、1970年12月25日、48頁。
- ^ 「サザエさんの『謎』勝手にビデオ 販売差し止め申請」『朝日新聞』1993年12月13日付東京夕刊、11頁。
- ^ サザエさん FOD・Amazon Prime Videoで配信決定! - とれたてフジテレビ
- ^ “電子版『サザエさん』無料配信期間が4月末まで延長&本日発売10巻も公開”. CINRA.NET(2020年4月7日作成). 2020年4月8日閲覧。
- ^ “4コマ漫画「サザエさん」の無料公開が4月末まで延長! 最新刊10巻も特別公開”. 映画.com(2020年4月8日作成). 2020年4月8日閲覧。
- ^ “アノ有名キャラを無断で〇〇して販売停止…サザエボン事件の顛末”. 2022年5月15日閲覧。
- ^ 日本経済新聞朝刊1997年8月9日35面
- ^ 遊タイム出版編集部『なにわのおもろい商人たち』遊タイム出版、1996年、156-157頁。ISBN 4-946496-24-6。
- ^ 「十三にTOY魔人現る」遊タイム出版編集部『なにわのおもろい商人たち』遊タイム出版、1996年、140-162頁。ISBN 4-946496-24-6。
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