擬ポテンシャルとは? わかりやすく解説

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擬ポテンシャル

(pseudopotential から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/22 16:34 UTC 版)

擬ポテンシャル(ぎポテンシャル、: pseudopotential)は、第一原理計算において原子核近傍の内核電子を直接取り扱わず、これを価電子に対する単なるポテンシャル関数に置き換える手法である。これは原子間結合距離など、多くの物性において、内核電子の直接の影響が小さいことを利用したものである。平面波基底を用いて第一原理計算を行う場合、計算コストの問題から、何らかの擬ポテンシャルを使う場合がほとんどである。


  1. ^ E. Fermi (July 1936), “Motion of neutrons in hydrogenous substances”, Ricerca Scientifica 7: 13–52 
  2. ^ Squires, Introduction to the Theory of Thermal Neutron Scattering, Dover Publications (1996) ISBN 0-486-69447-X


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