モアイ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 21:18 UTC 版)
モアイ(Moai)は、チリ領イースター島にある人面を模したとされる石像。島の海に面したアフと呼ばれる高台に、多くの場合海に背を向けて、正確にはかつての住居跡を取り囲むように多数建てられている。大きさは3.5メートル、重量20トン程度のものが多いが最大級のものは20メートル、重量は90トンに達する。島で産出される凝灰岩でできており、建造中に放置されたものも含め約900体ある[1]。現在アフに立っている約30体は、すべて近代以降に復元されたものである。
- ^ a b c d e ジャレド・ダイヤモンド『文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの』2005年 159-242頁 第2章 イースター島に黄昏が訪れるとき
- ^ ヘイエルダール「アク・アク」
- ^ a b Trevor Nace (2017年11月25日). “謎の巨石文化、イースター島のモアイ像を作った人々のルーツ”. Forbes 2019年10月12日閲覧。
- ^ 株式会社タダノ モアイ修復プロジェクト、ニッポン人脈記 世界遺産に生きる(1) モアイ救出 イチかバチか 朝日新聞2010年4月16日付夕刊。
- ^ a b “イースター島、人殺しの武器を作らなかったと新説”. ナショナルジオグラフィック. (2016年2月25日) 2017年3月11日閲覧。
- ^ 南米チリ イースター島で山火事 モアイ像にも被害か。NHK、2022年10月8日 14時25分付。2022年10月21日閲覧。
- ^ モアイ数百体が火事で被災、「修復不可能なダメージ」。ナショナルジオグラフィック、2022年10月21日付。2022年10月21日閲覧。
- ^ 海外邦人事件簿|Vol.06外務省
- ^ 災害に負けぬモアイの誓い 宮城・南三陸で贈呈式 - 『河北新報』(2013年05月26日)
- ^ ナショナル ジオグラフィック日本版より
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