Socket 479とは? わかりやすく解説

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Socket 479

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/16 06:56 UTC 版)

Socket 479
ソケット形式 PGA-ZIF
チップ形状 Flip-chip pin grid array (FC-PGA2)
コンタクト数 479
バスプロトコル AGTL+
FSB 100 MHz (Quadpumped), FSB400
133 MHz (Quadpumped), FSB533
採用プロセッサ インテル Pentium M
インテル Celeron M
VIA C7-M

Socket 479は、通常ラップトップで用いられるインテルPentium MCeleron Mモバイルプロセッサ用のCPUソケットである。インテルによる公式な名称は、mFCPGAおよびmPGA479Mである。479という名前にもかかわらず、このソケットを使用するPentium Mプロセッサは、478ピンしか使用していない。

電気的なピン配置がSocket 478と異なるため、Pentium Mを通常のSocket 478のマザーボードで使用することは出来ないが、機械的にはPentium MをSocket 478に装着することは可能である。このため、AsusはSocket 479プロセッサを一部のAsus製マザーボードで使用可能とするドロップインボード(CT-479)を製作した。[1] 現在では、Pentium M用のチップセットはIntel 855GM/GME/PM、Intel 915GM/GMS/PM、Intel 6300ESBに限られている。Intel 855GMEチップセットは全てのPentium Mプロセッサをサポートするが、Intel 855GMチップセットは90nm 2MB L2キャッシュ(Dothanコア)のプロセッサをサポートしない。[2]

Asus CT-479 アダプタ

後年、インテルはCoreプロセッサ向けに、ピン配置を修正したSocket Mと呼ばれる新しいSocket 479をリリースした。このソケットは、プロセッサを誤ったソケットに誤挿入することを防止するため、Socket 479から1本のピンの配置を変更している。Socket MはIntel 945PM/945GMチップセットを使用した場合、667MT/sのフロントサイドバスをサポートする。

関連項目

参照


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