昭和シェル石油
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昭和シェル石油株式会社(しょうわシェルせきゆ)は、かつて日本で石油元売を営んでいた企業である。2016年(平成28年)12月18日まではイギリスに本拠を置くロイヤル・ダッチ・シェル(現:シェル)傘下のシェル・ペトロリアム (The Shell Petroleum Company Limited) が筆頭株主であった。2019年4月1日に出光興産と経営統合し、事業を出光興産に集約して以降、後述のブランド統合までの間は日本国内で昭和シェル石油が展開していたシェルブランドはシェルからのライセンスにより出光興産が展開した。これに伴い、2020年7月に商号をRSエナジー株式会社に変更した[1]。同年12月に関連会社がシェルグループに異動・譲渡されたが、法人自体は、解散せず存続している[1]。
注釈
- ^ a b 出光興産の本社集約移転により同様に移転[1]。
- ^ a b シェルブランドエンジンオイルの問い合わせ先の電話番号はシェルルブリカンツジャパンになっている。
- ^ シェルルブリカンツジャパンは2021年(令和3年)1月5日付で出光の台場オフィスおよび旧昭和シェルと同一所在地の台場フロンティアビルから、シェルの日本法人であるシェルジャパンと同一所在地となるパシフィックセンチュリープレイス丸の内に本社を移転した[30]。子会社のうち、レッドアンドイエローはシェルルブリカンツジャパンの移転時点では移転せず、2021年3月1日に台場フロンティアビルから千代田区の富国生命ビルに移転した[31]。エス・ブイ・シー東京は神奈川県愛甲郡愛川町のシェルルブリカンツジャパン技術研究所と同一所在地に本社を置いている[32]。
- ^ ただし、一部相互利用対象外のカードがあり、apollostationへの転換後でも転換前の店舗ブランドによって利用・発券できるカードに差異が当面残る[37]。
- ^ シェルルブリカンツジャパンより供給される[注釈 2]。
- ^ ただし、「HELIX」については会見における質疑応答において、将来的には併売化されると示唆されている[3]。同様の例はエッソ・モービル・ゼネラルがENEOSに統合された後にモービル1がENEOSブランドのエンジンオイルと併売化されたというものがある(ただし、こちらは2022年(令和4年)3月31日で終了しカー用品店向けに一本化)。一方、「HELIX」も2022年(令和4年)7月からカー用品店向け専用商品が発売されている[20]。
出典
- ^ a b c d e f “RSエナジー株式会社の情報”. 国税庁法人番号公表サイト. (2020年7月22日)
- ^ a b c “当社ブランド(コーポレート及びSS)を刷新”. 出光興産. (2020年6月19日)
- ^ a b “出光、新SSブランド「アポロステーション」導入…今後の具体的施策を発表”. Response.. (2020年11月25日)
- ^ a b “廃棄するユニフォームなどをリサイクルした素材で生産するapollostationユニフォームの販売を開始 ~伊藤忠商事の推進する「RENUプロジェクト」に参加し、循環型社会の実現に貢献~”. 出光興産. (2024年2月29日)
- ^ “世界の太陽電池メーカー勢力図”. 東洋経済 online (2011年2月16日). 2011年8月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月4日閲覧。
- ^ “昭和シェル石油グループが太陽電池新工場の竣工式を開催、7月までに全ライン稼動で世界最大級の工場に”. 東洋経済 online (2011年4月25日). 2011年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月4日閲覧。
- ^ 固定買い取り制度大幅見直しへ電力5社新規受け入れ停止 制度設計の甘さ露呈[再生エネ](万年野党事務局) | 現代ビジネス
- ^ ソーラーフロンティアの歴史 | 企業情報 | 太陽光発電ならソーラーフロンティア
- ^ a b “出光興産との経営統合に向けた協議の本格化、並びに主要株主兼筆頭株主及び関係会社の異動に関するお知らせ”. 昭和シェル石油. (2015年7月30日)
- ^ 出光創業家が合併阻止を狙って"奇策" | ロイター | 東洋経済オンライン
- ^ a b “主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ”. 昭和シェル石油. (2016年12月19日)
- ^ a b 出光、昭和シェル株式31.3%を取得 統合協議は継続 | ロイター
- ^ a b “経営統合に関する合意書の締結のお知らせ”. 昭和シェル石油. (2018年7月10日)
- ^ a b c d “株式交換契約の締結及び経営統合に関するお知らせ”. 出光興産・昭和シェル石油. (2018年10月16日)
- ^ “出光興産株式会社の産業競争力強化法に基づく事業再編計画を認定しました (METI/経済産業省)”. www.meti.go.jp. 2019年6月26日閲覧。
- ^ a b “会社分割(簡易吸収分割)に関するお知らせ”. 出光興産. (2020年2月14日)
- ^ “シェルブランド潤滑油事業の譲渡に関する協議開始のお知らせ”. 出光興産. (2020年3月9日)
- ^ “シェルルブリカンツジャパン株式会社の株式譲渡に関するお知らせ”. 出光興産. (2020年8月6日)
- ^ “シェルルブリカンツジャパン株式会社の株式譲渡完了に関するお知らせ”. 出光興産. (2021年1月5日)
- ^ a b “乗用車用エンジンオイル『シェル ヒリックス』 新シリーズ発売”. シェルルブリカンツジャパン. (2022年8月9日)
- ^ “出光、給油所ブランド刷新 旧昭シェルと21年統合”. 日本経済新聞 (2020年3月16日). 2020年3月18日閲覧。(有料会員限定記事)
- ^ “出光、背水のブランド統一 生活サービス拠点へ転換”. 日本経済新聞 (2020年3月17日). 2020年3月18日閲覧。(有料会員限定記事)
- ^ “「シェル」の看板もついに... 「エッソ」「モービル」に続き、とうとう消える「外資系」ブランドGS”. J-CAST. 2020年8月22日閲覧。
- ^ 昭和石油で火災 コンビナートの真中『朝日新聞』1970年(昭和40年)2月26日夕刊 3版 10面
- ^ “出光興産、昭和シェル石油と買収交渉-2月にも正式合意へ”. 日刊工業新聞 (日刊工業新聞社). (2014年12月20日)
- ^ 出光、昭和シェルと経営統合へ 33.3%出資、筆頭株主に
- ^ 会社合併に関するお知らせ 株式会社ライジングサン 2020年9月11日[リンク切れ]
- ^ 株式会社ライジングサン保険事業の出光保険サービス株式会社への事業移管について 株式会社ライジングサン 2020年7月28日[リンク切れ]
- ^ シェルルブリカンツジャパン株式会社の株式譲渡完了に関するお知らせ 出光興産株式会社 2021年1月5日
- ^ “本社移転のお知らせ(予定)”. シェルルブリカンツジャパン. (2020年12月3日)
- ^ “本社移転のお知らせ”. レッドアンドイエロー. (2021年3月1日)
- ^ シェルルブリカンツジャパン株式会社. “事業所一覧”. 2024年1月2日閲覧。
- ^ a b “「シェルのGS」消える 出光の統合ブランドへ移行 3年かけ6400店切り替え”. 乗りものニュース (メディア・ヴァーグ). (2020年11月24日)
- ^ “出光、給油所の統一ブランド「アポロステーション」に 21年4月に刷新”. 日本経済新聞 (2020年6月19日). 2020年6月23日閲覧。
- ^ 2021年4月、出光興産の新SSブランド「apollostation」で「Ponta」導入 「出光SS」「シェルSS」合わせ、約6,400カ所でPontaがたまる・つかえる - ロイヤリティマーケティング 2020年11月24日(2020年11月24日閲覧)
- ^ 楽天ペイメント、「シェルサービスステーション」「apollostation」 への共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」導入について出光興産と合意 - 楽天ペイメント 2020年11月24日(2020年11月24日閲覧)
- ^ 【出光&シェル】2021年4月「apollostation」誕生でどう変わる?カード・ポイント・決裁ツール 相互利用スタートのまとめ | 札幌アポロ株式会社
- ^ “トピックス|万葉倶楽部 presents メラタデサンデー|Fm yokohama 84.7(FMヨコハマ...”. 横浜エフエム放送. 2021年9月23日閲覧。
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