ガンダムNT-1
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ガンダムNT-1(ガンダム・エヌティー・ワン、GUNDAM NT-1)は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型機動兵器「モビルスーツ (MS)」のひとつ。初出は、1989年発表のOVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』。
注釈
- ^ NT-1の正式な受領や就役は終戦に間に合わず、アムロの操作ストレスへのフォローはRX-78-2へのマグネットコーティング処理のみに終わる。これについて、アムロは反応速度の向上を歓迎しつつも、機体構造にかかる負担が増えることには不安を述べている。
- ^ アムロが搭乗したRX-78-2と同じくトリコロールに塗られたNT-1が、模型誌『月刊ホビージャパン』の作例として掲載されたり、玩具の限定商品になったことがあった[要出典]。
- ^ 同基地にはNTに関する論文を提出していた研究員がいたことから、開発を担当する運びとなった[6]。
- ^ NTでないクリスが搭乗してザクII FZ型と交戦した際には、ジム以下の性能しか発揮できなかったとする資料も存在する[11]。
- ^ ただし、これは水平・垂直360度を網羅していない不完全なものであり、完全な状態での採用は後年に開発されるガンダム試作3号機が初となる。
- ^ アレックスに搭載された教育型コンピュータは「NICNシステム」と呼ばれるもので、ガンダムに搭載されたものの性能を凌駕する[16]。
- ^ 現実世界のチョバムアーマーはイギリスが開発したチャレンジャー主力戦車用ハイブリッドアーマーのことであり、これを開発した陸軍の研究所のある地名から命名され、NT-1のものとは構造も含めてまったくの別物である。
- ^ 重装甲から運動性が極端に低下したとする記述も存在する[4]。
- ^ 小説版においては、ジオン軍がNT-1を未完成品ということで「できそこない」(グリナス・ヘッド)と呼ぶ場面が存在する[21]。
- ^ ただし、このアニメの解説アニメのMSカタログ編では、RX-78 ガンダムとしての紹介および説明がなされており、ガトリングガンも確認できない。
- ^ ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』公式サイトでは、オーガスタ研究所の閉鎖後にロナ家へ渡ったNT-1がブッホ・ジャンク社に貸与され、さまざまな改修を受けて「トリスタン」と命名されたほか、バックパックはガンダムMk-IIに似た可動式スラスター・アームを採用したものに換装されたと説明されている[28]。
出典
- ^ a b c 『出渕裕メカニカルデザインワークス 1』ムービック、2000年8月、6-7頁。(ISBN 978-4896014907)
- ^ a b c ガンプラファクトリー 2005, p. 99.
- ^ “MOBILE SUIT”. 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』公式サイト. 創通・サンライズ. 2016年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月5日閲覧。
- ^ a b c d e 『機動戦士ガンダムMS大図鑑[PART.3 アクシズ戦争編]』バンダイ、1989年6月、84-86頁。(ISBN 4-89189-019-3)
- ^ 『B-CLUB VISUAL COMIC 機動戦士0080 ポケットの中の戦争 VOL 2』バンダイ、1989年10月、108頁。(ISBN 978-4891890476)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 『MG 1/100 ガンダム RX-78 NT-1』バンダイ、1999年10月、組立説明書。
- ^ a b c d e f 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダム 一年戦争外伝』メディアワークス、1997年3月、34-35頁。(ISBN 4-07-305840-1)
- ^ a b c 『マスターアーカイブ モビルスーツ RX-78 ガンダム』ソフトバンククリエイティブ、2011年12月、100-106頁。(ISBN 978-4797366181)
- ^ 『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編I]』角川書店、2010年4月、174-176頁。(ISBN 978-4047154452)
- ^ a b c d 『1/144 ガンダムNT-1』バンダイ、1989年8月、組立説明書。
- ^ a b c d e f g h 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 オリジナル・アニメ・ビデオ・フィルムコミック PART.2』旭屋出版、1998年7月、244-245頁。(ISBN 978-4751101315)
- ^ ゲーム『機動戦士ガンダム 戦士達の軌跡』 M.S.GRAPHICS 「RX-78NT-1 "ALEX"」より。
- ^ 『Cyber comix』1989年6月号、バンダイ、282頁。
- ^ a b c 『HGUC 1/144 RX-78-NT-1 ガンダムNT-1』バンダイ、2004年5月、組立説明書。
- ^ a b c d 『ガンダムMSヒストリカvol.4』講談社、2010年8月、6-8頁。(ISBN 978-4063700824)
- ^ a b 皆河有伽『総解説ガンダム辞典Ver1.5』講談社、2009年8月、204-205頁、ISBN 978-4063757958。
- ^ モデルグラフィックス11 1989, p. 11.
- ^ モデルグラフィックス10 1989, p. 9.
- ^ a b 『マスターアーカイブ モビルスーツ RX-78 ガンダム』ソフトバンククリエイティブ、2011年12月、110-111頁。(ISBN 978-4797366181)
- ^ a b 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 オリジナル・アニメ・ビデオ・フィルムコミック PART.2』旭屋出版、1998年7月、218-219頁。(ISBN 978-4751101315)
- ^ 結城恭介『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』角川書店、1989年10月、102頁。(ISBN 978-4044111014)
- ^ a b c d e 漫画TwilightAXIS1 2018, p. 196-199.
- ^ a b c d e f ロボット魂MS開発秘録NT1プロト 2022.
- ^ a b モデルグラフィックス11 1989, p. 6.
- ^ a b ウェブROBOT魂NT1プロト 2022.
- ^ ガンダムカタナ7 2013, p. 19.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n HGUCトリスタン 2017.
- ^ “トリスタン”. 『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』公式サイト. バンダイナムコエンターテインメント. 2022年10月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 漫画TwilightAXIS3 2019, p. 252-253.
- ^ 機動戦士ガンダム Twilight AXIS 【第2回】 - 矢立文庫。2016年11月21日、2017年9月20日閲覧。
- ^ “Mechanical”. アニメ 『機動戦士ガンダム Twilight AXIS(トワイライトアクシズ)』 公式サイト. サンライズ. 2017年9月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q MS全集17 2023, pp. 72–73.
- ^ a b MSバイブル27号 2019, p. 21.
- 1 ガンダムNT-1とは
- 2 ガンダムNT-1の概要
- 3 デザイン
- 4 ネティクス
- 5 参考文献
- 6 関連項目
NT1
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回線終端装置 (DSU: Digital Service Unit) - 加入者線の終端・Iインタフェースへの変換・端末機器などへの給電を行う。
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