ISO 226とは? わかりやすく解説

等ラウドネス曲線

(ISO 226 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/02 14:01 UTC 版)

等ラウドネス曲線(とうラウドネスきょくせん、英語: Equal loudness contour)とは、ラウドネスすなわち聴感上の音の強度の等値線であり、周波数ー音圧空間上のラウドネスの分布を示すマップである。


  1. ^ a b Yôiti Suzuki, Hisashi Takeshima. Equal-loudness-level contours for pure tones. J. Acoust. Soc. Am.116 (2), pp.918-933, 2004.


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ISO 226

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等ラウドネス曲線」の記事における「ISO 226」の解説

ISO 226は標準ラウドネスレベル曲線(英: normal equal-loudness-level contours)を定義する国際規格である。正式規格名称は「ISO 226:2003 AcousticsNormal equal-loudness-level contours」である。 1956年イギリス国立物理学研究所Robinson と Dadson が無響室スピーカー用いて測定したロビンソン゠ダッドソン曲線1965年ISO R 226 として国際推奨規格となり、1987年には ISO 226 として国際規格となった。しかし1980年代以降研究者達からは 1 kHz より低い周波数域における疑義唱えられていた。 2003年東北大学鈴木陽一らの大規模な研究結果ISO により承認され、 ISO 226:2003 として改正された。この研究はドイツ・デンマーク・アメリカ・日本国際共同研究グループ行われ、約 40 % のデータ日本から提供された。日本での実験には産業技術総合研究所の大無響室使われた。

※この「ISO 226」の解説は、「等ラウドネス曲線」の解説の一部です。
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