2014年 全仏5連覇V9 怪我で再故障
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「ラファエル・ナダル」の記事における「2014年 全仏5連覇V9 怪我で再故障」の解説
年初にカタール・エクソンモービル・オープンで優勝し通算61勝目を挙げた。続く全豪オープンでは、失セット数1と安定したプレーで決勝に進出。決勝では4大大会初の決勝進出を果たした第8シードのスタン・ワウリンカと対戦。過去12戦全勝と相性の良い相手ではあったが、試合中に負った怪我の影響や、ワウリンカの攻撃的なプレーに屈し3-6, 2–6, 6-3, 3-6で敗退し準優勝に終わった。2月開催のリオ・オープンでは、決勝でアレクサンドル・ドルゴポロフを破り優勝。3月、BNPパリバ・オープンでは3回戦でドルゴポロフに、マイアミ・マスターズでは、決勝でジョコビッチに敗退した。クレー・シーズンではモンテカルロ・マスターズとバルセロナ・オープンの2大会では、過去9年間決勝進出を逃したことはなかったが、両大会とも準々決勝で敗退した。マドリード・マスターズでは決勝まで勝ち進み、錦織圭の途中棄権により4度目優勝を果たした。ローマ・マスターズでは決勝でジョコビッチに敗退。 全仏オープンでは決勝まで進み、キャリアグランドスラムを狙うジョコビッチを3-6, 7-5, 6-2, 6-4で破り、全仏5連覇と9度目の優勝及びピート・サンプラスに並ぶグランドスラム14勝目を挙げた。芝シーズンでは振るわず、前哨戦のゲリー・ウェバー・オープンで初戦敗退、ウィンブルドンでは4回戦でニック・キリオスに敗退した。その後の北米マスターズ2大会と全米オープンは手首の怪我により欠場することとなった。10月チャイナ・オープンで復帰を果たすが、上海マスターズ、スイス・インドアを含め3大会で準決勝までに敗退した。ATPワールドツアー・ファイナルズは虫垂炎の手術により欠場を表明した。
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