4:呪われし地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 03:52 UTC 版)
目覚めたタイタスは、アンリに4個の球体を見せる。ベンサムから郵送してもらった「シャッド‐メルの卵」である。分厚い殻はX線を通さないが、聴診器を当ててみると中身が蠢いているのがわかる。やつらはテレパシーで卵を追跡してくるだろう。だが卵回収はいわばついでであり、本命の侵攻作戦はすでに始まっていると、タイタスは説明する。すでにブリトン島には何ヵ所かやつらの巣が構えられているようだ。 アンリが、なぜシャッド‐メルは幽閉されてないのかと問うと、タイタスは「ネクロノミコン新釈」を取り出し、「五芒星の力」の章を読む。シャッド‐メルはグ=ハーンに幽閉されていたようだが、解放されたようである。アンリはクトゥルー神話には半信半疑であったが、マイナー邪神シャッド‐メルでさえ実在しているというならば、メジャー邪神たちも本当に実在していると考えざるを得ず、危機感を覚える。タイタスは、邪神と戦うためには、旧神が遺してくれた武器(魔法または太古の科学力)が欲しいと述べる。
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