2006年8月14日首都圏停電
(首都圏大規模停電 から転送)
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本項では2006年(平成18年)8月14日に日本の首都圏で発生した停電について説明する。この停電では、東京都区部東部と、その周辺139万世帯の住宅や鉄道などに電力が供給されなくなった。三国屋建設所有のクレーン船のクレーンブームが旧江戸川上空を横断する送電線に接触したため生じた地絡放電アークにより一部の電線が溶融損傷し、一部の電線が完全溶断した事故による[1][2][3]。
- ^ a b c d e f “クレーン船の接触に伴う当社特別高圧送電線損傷による停電事故について”. 東京電力 (2006年8月14日). 2012年1月16日閲覧。
- ^ “今回の接触事故による弊社の賠償責任について”. 三国屋建設 (2006年8月16日). 2012年1月16日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b c d e “「クレーン船接触に伴う,275kV江東線1,2号の設備損傷ならびに江東変電所ほか供給支障事故報告書」ならびに「電気関係事故報告」の提出について”. 東京電力 (2006年8月24日). 2012年1月16日閲覧。
- ^ “江東線損傷による停電事故の復旧経過” (PDF). 東京電力 (2006年8月24日). 2012年1月16日閲覧。
- ^ a b c d e f “全面復旧 東京・神奈川・千葉の140万戸が停電…クレーン船の接触が原因”. 読売新聞社. (2006年8月14日)
- ^ “たった1か所の送電線で 真夏の大停電、猛暑の首都混乱”. 読売新聞社. (2006年8月14日 13時52分)
- ^ “8月14日に損傷された当社特別高圧送電線「江東線」の復旧について”. 東京電力 (2006年8月17日). 2012年1月16日閲覧。
- ^ “大規模停電対策に関する関係省庁連絡会議” (PDF). 内閣官房 (2009年4月24日). 2012年1月16日閲覧。
- ^ a b c 「過去の大規模停電事例」電気学会電気広報特別委員会
- 1 2006年8月14日首都圏停電とは
- 2 2006年8月14日首都圏停電の概要
- 3 影響
- 4 復旧
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