金森隆浩とは? わかりやすく解説

金森隆浩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 14:12 UTC 版)

金森 隆浩(かなもり たかひろ、1972年8月12日 - )は、和歌山県有田郡湯浅町出身の元プロ野球選手投手・右投右打)[5][6]


注釈

  1. ^ 同大会代表には金森と同学年の河原純一駒澤大学硬式野球部)らも選出されている。
  2. ^ 当時の野球部監督・中尾卓一は「本人は3年のころからプロを意識して焦り、キャッチボールの時から左膝が早く開く悪い癖が出た」と述べている[5]
  3. ^ プロ入り時には目標とする投手として、チームの先輩である今中慎二を挙げていた[5]
  4. ^ 中西は既にこの時点で阪神退団が決まっており、同日が最終試合[18]。他球団での現役続行を目指したが[17]、その後引退。
  5. ^ 先発投手・中西清起[注 4]の代打[17]。塩谷はこれがプロ初本塁打だった[20]
  6. ^ ただしエラーが絡んでおり、金森本人の自責点は7[17]。同試合の投球成績は2イニング58球・打者15人(7被安打・1奪三振・2四死球)・8失点(自責点7)で、防御率は31.50[17]
  7. ^ 同一チームが1試合で2本の満塁本塁打を記録したのは当時、NPB史上14回目[17]
  8. ^ 当初は金森だけでなく、平田洋ら若手投手も台湾行きの候補に上がっていたが、児玉光雄球団代表補佐は「統一側からのお願いもあった。金森なら向こう(統一)でも使ってもらえるだろうし、勉強になると判断した」と説明した[27]
  9. ^ 2000年度の『ホームラン』(日本スポーツ出版社)選手名鑑には金森が中日の打撃投手として掲載されている[33]が、2001年度の選手名鑑には掲載されていない[34]

出典

  1. ^ a b c 『中日スポーツ』1996年10月3日第5版3頁「Dパトロール 金森ピシャリ初登板」(中日新聞社)
  2. ^ a b PLAYER 球員個人紀錄 金森隆浩 0 球隊:統一7-ELEVEn > 逐場成績表” (中国語). 中華職棒大聯盟全球資訊網 The Official Site of CPBL. 中華職業棒球大聯盟. 2020年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月18日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 『中日ドラゴンズ '95ファンブック』中日ドラゴンズ(発行)・中日新聞本社(発売)〈中日ドラゴンズファンブック〉、1995年3月11日、10頁。ISBN 978-4806202912 
  4. ^ a b PLAYER 球員個人紀錄 金森隆浩 0 球隊:統一7-ELEVEn > 個人成績表” (中国語). 中華職棒大聯盟全球資訊網 The Official Site of CPBL. 中華職業棒球大聯盟. 2020年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月18日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m 中日スポーツ』1994年11月19日第5版1頁「ドラフト1位 金森(立命館大) はばたけ147キロ右腕 早くも心は竜の一員 無念!紀田は横浜」(中日新聞社
  6. ^ a b c d e 「'95プロ野球 12球団全選手百科名鑑」『ホームラン』第19巻第3号(通算:第202号 / 1995年3月号増刊)、日本スポーツ出版社、1995年3月15日、38頁。 
  7. ^ 金森 隆浩(中日ドラゴンズ) | 個人年度別成績”. NPB.jp 日本野球機構. 日本野球機構. 2021年3月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月26日閲覧。
  8. ^ 耐久高校硬式野球部 沿革・戦績・アクセス
  9. ^ 『中日スポーツ』1994年11月18日第5版1頁「紀田(横浜高)中日1位 横浜とクジ勝負 確率5割、高木監督が引き当てる 外れれば金森(立命大)らが候補に」(中日新聞社)
  10. ^ a b 『中日スポーツ』1994年11月19日第5版1頁「ドラフト1位 金森(立命館大) 水谷寿伸の目 駆け引き覚えれば金森いける」(中日新聞社
  11. ^ 中田宗男『星野と落合のドラフト戦略 元中日スカウト部長の回顧録』カンゼン、2023年10月23日初版、「高木守道監督時代(3) 1994年 「高校時代の印象」で逃した、後の大物ピッチャー」85-86頁。
  12. ^ a b c 「'96プロ野球 12球団全選手百科名鑑」『ホームラン』第20巻第4号(通算:第213号 / 1996年3月号増刊)、日本スポーツ出版社、1996年3月31日、91頁。 
  13. ^ a b 『中日ドラゴンズ '96ファンブック』中日ドラゴンズ(発行)・中日新聞本社(発売)〈中日ドラゴンズファンブック〉、1996年3月13日、63頁。ISBN 978-4806203131 
  14. ^ ホームラン 1997, p. 215.
  15. ^ a b c ホームラン 1997, p. 38.
  16. ^ a b 『中日スポーツ』1996年10月3日第5版2頁「24 中日18-5広島」(中日新聞社)
  17. ^ a b c d e f g h 『中日スポーツ』1996年10月10日第5版3頁「26 阪神11-1中日」(中日新聞社)
  18. ^ a b c 中日スポーツ』1996年10月10日第5版2頁「阪神快勝も単独最下位 プロ野球史上初1イニング満塁弾2発」(中日新聞社
  19. ^ a b 『中日スポーツ』1996年10月10日第5版3頁「Dパトロール 金森プロ初先発も…」(中日新聞社)
  20. ^ ホームラン 1997, p. 100.
  21. ^ 中田宗男『星野と落合のドラフト戦略 元中日スカウト部長の回顧録』カンゼン、2023年10月23日初版、「高木守道監督時代(3) 1994年 「高校時代の印象」で逃した、後の大物ピッチャー」86頁。
  22. ^ ソフトバンク上林ランニング弾 99年小久保は満塁で記録」『西日本スポーツ西日本新聞社、2019年6月29日。2021年8月23日閲覧。オリジナルの2021年8月23日時点におけるアーカイブ。
  23. ^ 広尾晃直近は小久保、イチローも達成? 激レアなランニング満塁ホームラン。」『Number Web文藝春秋、2017年9月28日、3面。2021年8月23日閲覧。オリジナルの2021年8月23日時点におけるアーカイブ。
  24. ^ 春川英樹「あなたの思い出のグランドスラムは?」『Sponichi Annex』スポーツニッポン新聞社、2021年8月22日。2021年8月23日閲覧。オリジナルの2021年8月23日時点におけるアーカイブ。
  25. ^ プロ野球4度目 ハム1イニング2満塁弾」『Sponichi Annex』スポーツニッポン新聞社、2010年6月20日。2021年8月23日閲覧。オリジナルの2021年8月23日時点におけるアーカイブ。
  26. ^ ロッテ ついに2.5差!井口だ鈴木だ1イニング満弾2発」『Sponichi Annex』スポーツニッポン新聞社、2013年8月23日。2021年8月23日閲覧。オリジナルの2021年8月23日時点におけるアーカイブ。
  27. ^ a b c 『中日スポーツ』1997年12月16日朝刊第5版3頁「金森 台湾行き決まる」(中日新聞社 記者:加藤)
  28. ^ 『中日スポーツ』1997年12月16日朝刊第5版2頁「コミッショナー公示(15日)【自由契約選手】中日 金森隆浩投手」(中日新聞社)
  29. ^ 『ベースボール・レコード・ブック 2000』ベースボール・マガジン社、1999年12月25日第1版第1刷発行、34頁。
  30. ^ 「'99プロ野球 12球団全選手百科名鑑」『ホームラン』第23巻第4号(通算:第246号 / 1999年3月号増刊)、日本スポーツ出版社、1999年3月31日、48頁。 
  31. ^ 『1999年度 プロ野球選手名鑑 決定版』(第1版第1刷)ベースボール・マガジン社(編集・発行)、1999年3月10日、47頁。ISBN 978-4583045610 
  32. ^ 『中日ドラゴンズ '99ファンブック』中日ドラゴンズ(発行)・中日新聞本社(発売)〈中日ドラゴンズファンブック〉、1999年3月17日、83頁。ISBN 978-4806203834 
  33. ^ a b 「完全保存版 プロ野球セ・パ両リーグ 12球団全選手カラー百科名鑑2000」『ホームラン』第24巻第3号(通算:第252号 / 2000年3月号増刊)、日本スポーツ出版社、2000年3月31日、43頁。 
  34. ^ 「完全保存版 プロ野球セ・パ両リーグ 12球団全選手カラー百科名鑑2001」『ホームラン』第25巻第2号(通算:第258号 / 2001年3月号増刊)、日本スポーツ出版社、2001年3月31日、57頁。 
  35. ^ 日本学生野球協会がイチロー氏の学生野球資格回復を認定 今回の認定者94人一覧」『スポーツ報知報知新聞社、2020年2月7日。2020年4月23日閲覧。オリジナルの2020年4月23日時点におけるアーカイブ。
  36. ^ 耐久、子供たちに“ミニ野球教室” 地域活性化に尽力…近畿センバツ21世紀枠推薦校紹介(下) スポーツ報知 2020年12月7日


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