金子直吉
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金子 直吉(かねこ なおきち、慶応2年6月13日(1866年7月24日) - 昭和19年(1944年)2月27日)は、日本の実業家。丁稚奉公から身を起こし、鈴木商店の「大番頭」として大正時代には三井財閥、住友財閥、三菱財閥をしのぐ規模の企業グループに拡大させ財界のナポレオンともいわれた[1]。
- ^ 福澤桃介は「主脳者金子は我財界に於るナポレオンに比すべき英雄だ」と評した(財界人物我観)
- ^ 2014年4月9日に読売テレビ制作、玉岡かおるの原作で「お家さん」というドラマが放送された。「明治、大正、昭和と激動の時代を駆け抜けた女の物語!日本一の商社を作った女主人と、彼女の夢を叶えるため生涯を捧げた大番頭の奇跡に涙する」というコピーでよねを天海祐希、奉公人・金子直吉を小栗旬が演じた。
- ^ a b c 加護野忠男著「ニッポンの企業家、金子直吉」(2005年11月21-30日 日本経済新聞
- ^ a b NHK『その時歴史が動いた』2001年7月4日放送「金融恐慌・日本を揺るがす 〜巨大商社、鈴木商店の挫折〜」
NHK取材班・編『その時歴史が動いた コミック版 経済立国編』収録 帯ひろ志作画「巨大商社、鈴木商店の挫折」(2009年11月22日初版発行 ISBN 4-8342-7372-5) - ^ 旧鈴木商店の大黒柱、死去(昭和17年5月17日 朝日新聞)『昭和ニュース辞典第8巻 昭和17年/昭和20年』p68 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
- ^ 出典:1999年9月12日 日本経済新聞
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