逆粉飾

新語時事用語辞典

逆粉飾

読み方：ぎゃくふんしょく
別名：逆粉飾決算

うわべを内実よりも悪いように見せかけることで、不利を避けようとすること。特に、企業における「粉飾決算」で通常とは逆の形の粉飾を行うこと。

いわゆる「粉飾決算」は、業績が悪化しているこを秘匿隠蔽するために、決算報告書の数字を改竄するなどの行いを指す。逆粉飾は業績がたいへん好調であることを隠すために行われる。多くの場合は法人税を抑えるためなどの目的で行われる。

（2011年4月1日更新）

証券用語集

逆粉飾

会社が決算において利益を実際より小さくみせること。
会社は利益を出せなければ、信用が損なわれかねません。このため、会社が決算において利益を実際より大きくみせることがあります。これが一般に言われる「粉飾」ですが、まれに利益を実際より小さくみせるケースもあります。これも粉飾の一種ですが、通常の粉飾とは区別して「逆粉飾」と言うことが多いです。例えば、便乗値上げや保有遊休土地の高値売却等で思わぬ利益が出た時などに、課税を逃れたり、儲け過ぎに対する社会的批判をかわすためにとる会計上の不正手段です。

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「逆粉飾」の例文・使い方・用例・文例

• 逆粉飾決算
• 脱税の目的で逆粉飾決算をしたA社に強制捜査が行われた。