しつりょう‐けっそん〔シツリヤウ‐〕【質量欠損】
質量欠損
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/11 15:37 UTC 版)
質量欠損(しつりょうけっそん、英: mass defect[1])とは、原子核の質量とそれを構成する核子が自由な状態にあったときに観測される質量の和との差である。原子核の結合エネルギーの大きさを質量の単位で表したものである。原子核反応に伴うエネルギー放出の大きさを計算したり、原子核の安定性を議論したりする際などに用いられる。単位は MeV/c² などで示される。
- ^ 文部省、日本物理学会編 『学術用語集 物理学編』培風館、1990年。ISBN 4-563-02195-4 。
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