角回
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/08 05:22 UTC 版)
角回(かくかい、英: angular gyrus)は、大脳の領域のひとつ。頭頂葉の外側面にある脳回。角回は側頭葉の上端付近に位置し、縁上回の後端と接する。縁上回と合わせて下頭頂小葉を構成する。角回の下部と縁上回の下部、そして上側頭回の後部は、あわせて側頭頭頂接合部として扱われる。角回は言語、認知などに関連する多数の処理に関わっているとされている。角回はブロードマンの脳地図における39野にあたる。
- ^ V. S. Ramachandran, 2004. A Brief Tour of Human Consciousness. Pi Press, pp.60-82.
- ^ Out-of-Body Experience? Your Brain Is to Blame - New York Times
- ^ Arzy, S., Seeck, M., Ortigue, S., Spinelli, L., Blanke, O., 2006. Induction of an illusory shadow person: Stimulation of a site on the brain's left hemisphere prompts the creepy feeling that somebody is close by. Nature, 443(21), pp.287.
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