血脈桜
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血脈桜(けちみゃくざくら)は、北海道渡島総合振興局管内松前郡松前町松城の光善寺境内に生育しているサクラの古木で、オオシマザクラに由来するサトザクラ群に属する栽培品種の「マツマエハヤザキ(松前早咲、別名:ナデン(南殿)[注釈 1])の原木である。松前にソメイヨシノの桜前線が到達するとともに血脈桜が開花することから、栽培品種名が「マツマエハヤザキ」となった[1]。血脈桜には桜の精と「血脈」証文にまつわる伝説があり、「血脈桜」という名称はその伝説にちなんだものである[1][2][3](#血脈桜伝説参照)。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h 宗方、103頁。
- ^ a b c d e f g 渡辺、17頁。
- ^ a b c d e 大貫、10-11頁。
- ^ みどり財形~みなさんのまちの 巨樹・名木・並木(渡島総合振興局管内松前町) 北海道庁ウェブサイト、2012年4月21日閲覧。
- ^ a b 桜の新しい系統保全 形質・遺伝子・病害研究に基づく取組 p.27 森林総合研究所 多摩森林科学園
- ^ a b c d 「伝説の血脈桜」桜の国の北海道 北海道人・2006年4月特集、2012年4月21日閲覧。
- ^ a b 宮嶋、124-125頁。
- ^ 勝木俊雄『桜の科学』p78 - p81、SBクリエイティブ、2018年、ISBN 978-4797389319
- ^ a b c 北海道松前藩観光奉行-情報かわら版-血脈桜の伝説- 2012年4月21日閲覧。
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