蟬しぐれとは? わかりやすく解説

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せみしぐれ【蝉しぐれ】

読み方:せみしぐれ

藤沢周平による長編時代小説昭和63年1988刊行著者創作した架空の藩、海坂(うなさか)藩を舞台に、少年藩士成長を描く。


せみ‐しぐれ【×蝉時雨】

読み方:せみしぐれ

多く一斉に鳴きたてる声を時雨の降る音に見立てた語。《 夏》

[補説] 書名別項。→蝉しぐれ


蝉しぐれ

作者石川泰輔

収載図書びんごさんご
出版社日本図刊行
刊行年月1986.9
シリーズ名トレビ文庫


蝉しぐれ

作者藤沢周平

収載図書藤沢周平全集 第20巻
出版社文芸春秋
刊行年月1992.11


蝉しぐれ

作者出雲真奈

収載図書出雲真奈夫集
出版社あさひふれんど千葉
刊行年月1994.8
シリーズ名房総文芸選集


蝉しぐれ

作者藤原緋沙子

収載図書雁の宿―隅田川御用帳
出版社広済堂出版
刊行年月2002.12
シリーズ名広済堂文庫


蝉しぐれ


蝉しぐれ

作者松永美穂

収載図書タイム・バード
出版社全日出版
刊行年月2004.10
シリーズ名Short Fantasy Stories ファンタジー宝石箱


蝉しぐれ

作者坂口延子

収載図書月と花
出版社書房
刊行年月2005.4


蟬しぐれ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/18 05:08 UTC 版)

蟬しぐれ』(せみしぐれ)は、藤沢周平による日本の長篇時代小説。藤沢作品の中でも代表的な小説のひとつである[1]。『山形新聞夕刊1986年昭和61年)7月9日から1987年(昭和62年)4月11日まで連載[2][3][注 1]文藝春秋より1988年(昭和63年)5月11日に刊行された。


注釈

  1. ^ 1986年6月30日より連載を開始した『秋田魁新報朝刊を初出とする説もある[4]
  2. ^ 作者創造による架空の藩。庄内藩がモデルとされる。
  3. ^ 海坂藩では郡奉行の支配下にある役職。通称村回り。村々を巡回して、年貢を決定するための基礎資料として、稲や植林した木の生育を調べる仕事。
  4. ^ ただし欅御殿事件の後。
  5. ^ 牧家の本家はすでに絶えている。
  6. ^ 文四郎が18歳の時の記述で、34年前に石栗が道場を開き、その時40歳だったとある。初登場はその3年前。
  7. ^ 御弓町の松川道場は、以前は直心流を教える戸村道場だった。二人はそこに通っていた。
  8. ^ 藤沢周平没後20年記念出版。

出典

  1. ^ 鶴岡市立藤沢周平記念館 開館記念特別企画展 『蟬しぐれ』の世界 展示図録、p.1.2011年11月23日閲覧。
  2. ^ a b 【蝉しぐれ】 城下や近郊の村々”. 藤沢文学の魅力 藤沢周平と庄内 海坂藩を訪ねる旅. 山形新聞. 2018年3月8日閲覧。
  3. ^ a b c d e プロダクションノート、映画『蟬しぐれ』公式ウェブサイト semishigure.jp, 2010年2月18日閲覧。
  4. ^ a b c 『「蟬しぐれ」コラムⅠ - 日本で最初の読者』、『「蟬しぐれ」と藤沢周平の世界』所収、オール読物責任編集文春ムック、文藝春秋、2005年9月30日、p.12.
  5. ^ 山本甚作氏画で見る物語、映画『蟬しぐれ』公式ウェブサイト semishigure.jp, 2010年2月18日閲覧。
  6. ^ 三友月報 平成三年八月十五日号「新聞小説と私」
  7. ^ 藤沢周平全集 第二十三巻
  8. ^ 「テレビ視聴率季報(関東地区)」ビデオリサーチ。
  9. ^ 再放送情報「蝉しぐれ」全3話一挙放送”. NHK. 2021年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月13日閲覧。
  10. ^ 「蝉しぐれ」が放送文化基金賞を受賞!”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2004年5月28日). 2018年3月8日閲覧。
  11. ^ 「蝉しぐれ」がモンテカルロ・テレビ祭で受賞!”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2004年7月5日). 2018年3月8日閲覧。
  12. ^ NHK広報局 (2004年9月26日). “第41回ABUアルマトイ総会 ABU賞 NHKの4作品が受賞” (PDF). お知らせ. 日本放送協会. 2018年3月8日閲覧。
  13. ^ 2005年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟


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蝉時雨

(蟬しぐれ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/19 18:13 UTC 版)

蝉時雨(せみしぐれ)




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