糸印とは? わかりやすく解説

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いと‐いん【糸印】

読み方:いといん

室町時代明か輸入した生糸の荷に添えて送られてきた鋳銅製の印章斤量検査し、これで押印した受領証書を送り返した。形は方形円形五角形などがあり、つまみは人物動物の形をしている。形状字体ともに風雅に富む。


いと‐じるし【糸印】

読み方:いとじるし

裁縫で、布地縫い目目印として、糸を縫いけたもの


糸印

読み方:イトイン(itoin)

室町時代近世初期の糸に関係する印。


糸印

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 14:39 UTC 版)

糸印(いといん)は、明代の中国で造られ、戦国時代から桃山時代までに日本にもたらされた、鋳銅製の印章のことである。


  1. ^ 新関は湖州産の上質の生糸取引にのみ糸印が利用されたと述べている。
  2. ^ 新関は高麗印と推定している。
  1. ^ 横井時冬「糸印の考」明治30年・荻野三七彦『国史大辞典』第一巻
  2. ^ 松平定信編『集古十種』
  3. ^ 會田富康『鋳金・彫金・鍛金』
  4. ^ 三村竹清「糸印と称する古銅印」『三村竹清集』青裳堂〈日本書誌学体系5〉
  5. ^ 水野恵『日本篆刻物語 はんこの文化史』芸艸堂、2002年
  6. ^ 上田令吉『根付の研究』


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