第33期竜王戦
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第33期竜王戦(だい33きりゅうおうせん)は、2020年度(2019年12月9日 - 2020年12月6日)の竜王戦である。挑戦者決定三番勝負は、1組優勝の羽生善治九段が2組2位の丸山忠久九段を2勝1敗で下し、竜王挑戦を決める[2]。竜王戦七番勝負は、豊島将之竜王が羽生善治九段に4勝1敗で制した。豊島はタイトルを初防衛し、2期連続の竜王位獲得を果たした[3]。なお竜王就位式は、2021年1月25日に、セルリアンタワー東急ホテルにて、関係者のみで開催された。
注釈
- ^ 当初は福島で開催予定だったが、羽生九段が発熱入院のため、急遽延期されることになった。
出典
- ^ 次期34期開幕前に休場発表(橋本崇載八段、休場のお知らせ「橋本崇載八段(37歳)が一身上の都合により2020年10月1日~2021年3月31日まで休場することになりました。」 - 日本将棋連盟・2020年10月2日)、第34期開幕後の令和3年4月2日付で引退した(橋本崇載八段引退のお知らせ「橋本崇載八段より一身上の都合で、令和3年4月2日付で引退届の提出がありました。」 - 日本将棋連盟・2021年4月2日)
- ^ “羽生善治九段VS丸山忠久九段 第33期竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局 羽生九段が勝利し挑戦を決める”. 日本将棋連盟 (2020年9月19日). 2021年7月25日閲覧。
- ^ “豊島将之竜王VS羽生善治九段 第33期竜王戦七番勝負第5局 豊島将之竜王が勝利し初防衛”. 日本将棋連盟 (2020年12月6日). 2021年7月25日閲覧。
- ^ 羽生九段が発熱・入院、竜王戦第4局延期…PCR検査「陰性」 読売新聞オンライン
- ^ 次期34期開幕前に休場発表(“橋本崇載八段、休場のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2020年10月2日). 2022年2月19日閲覧。)、第34期開幕後の令和3年4月2日付で引退した(“橋本崇載八段引退のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2021年4月2日). 2022年2月19日閲覧。)
- ^ 竜王戦1組昇級により 七段昇段
- ^ 竜王ランキング戦連続昇級で 六段昇段
- ^ 竜王ランキング戦連続昇級で 六段昇段
- ^ 第32回アマチュア竜王戦上位4名(小野内、小山、横山、古作)および第47-48回全国支部将棋名人戦優勝者2名(禰保=第47回、知花=第48回)
- ^ [1] 有森浩三七段休場のお知らせ 日本将棋連盟・2020年6月8日
- ^ 6組ランキング戦の準決勝敗退者が女流タイトル保持者(西山女流三冠)であるため、昇級者決定戦には組み込まれない。
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