竹野酒造とは? わかりやすく解説

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竹野酒造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/29 08:11 UTC 版)

竹野酒造(たけのしゅぞう)有限会社は、京都府京丹後市弥栄町溝谷を本社にする酒造メーカーである。代表銘柄は、地元限定の「弥栄鶴」と世界進出をめざす「亀の尾蔵舞」[1]。生産者の顔がみえる商品製造にこだわり、製品のラベルにはその酒に用いられた酒米の収穫時期や場所、生産農家の姓名をすべて記載する[2]


注釈

  1. ^ 4社が結集したことにより、当時の酒造量は600石となった。(出典:『蔵元を知って味わう日本酒事典』ナツメ社、2011年、234頁。)
  2. ^ 明治34年に工事着手。『京都百年の資料3 農林・水産編』京都府立総合資料館、1972年、258-260頁に、明治40年の「竹野郡溝谷村耕地整理規約」掲載。
  3. ^ 当地は、現在は京丹後市に含まれるが、かつては竹野郡弥栄町であった。
  4. ^ 弥栄町和田野を拠点に活動した赤米栽培研究者。2012年08月12日、87歳で死去 [1]。弥栄町は約1300年前から赤米を栽培し朝廷に納めていた古代米の産地であったことが、平城京跡で発見されている木簡に残された墨書きから明らかになっており、芦田を中心に平成6年に結成された「あかごめ学校」(のちに「芋野郷 赤米保存会」と改称)がその復活と普及に取り組んでいる。(出典:「手を携えて」弥栄町町勢要覧2002年、28頁。)
  5. ^ 出典元の新聞では1月開業と記されているが、実際には4月に開店した。
  6. ^ 池袋・渋谷・新宿・大宮・船橋・上野に所在する店舗。
  7. ^ 大同酒造株式会社は2018年解散
  8. ^ 峰山酒造有限会社は2013年破産
  9. ^ 著書『風景を聴く旅―丹後半島発ツアーコンダクター世界の空から3000日』
  10. ^ 外部サイト 蔵舞Barの様子
  11. ^ とちおとめのリキュール「きょうおとめ」は、2019年現在は製造されていない。
  12. ^ カカオ豆を「祝」の純米酒に漬け込んだリキュール「神香(かかお)」は、京都市のチョコレート製造販売業者DariK(株)との共同開発による。(出典:2013年2月1日 日本経済新聞)
  13. ^ 全日本国際酒類振興会主催。
  14. ^ 「全国酒類コンクール」は、ヨーロッパの主要都市を中心に海外に日本酒を広める目的のもと平成元年に始まったコンクール。全日本国際酒類振興会主催。[2]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 「蔵舞バー」で地域生き生き空間の創出! (PDF)”. きょうと元気な地域づくり応援ファンド支援事業. 2019年3月4日閲覧。
  2. ^ a b 公式サイト”. 竹野酒造. 2019年3月3日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j 奥平三之 『新・雪国の酒蔵』梧桐書院、2014年、234-236頁。 
  4. ^ 『日本酒完全バイブル』ナツメ社、2005年、224頁。 
  5. ^ a b c d 『らくたび文庫』コトコト、2011年、82-83頁。 
  6. ^ 京都府立総合資料館 『京都百年の資料3 農林・水産編』京都府、1972年、251頁。 
  7. ^ a b c d e f 竹野酒造”. 全国名店店ばんざい. 2019年3月5日閲覧。
  8. ^ 竹野酒造有限会社”. 京都府観光ガイド. 2019年3月3日閲覧。
  9. ^ a b 副島顕子 『酒米ハンドブック 改訂版』文一総合出版、2017年、20頁。 
  10. ^ a b c d 酒蔵環境研究会 『挑戦する酒蔵』農文協、2007年、31頁。 
  11. ^ a b c d 稲垣真美 『日本の誇る酒』三一書房、2018年、154-155頁。 
  12. ^ a b c 公式サイト亀の尾”. 竹野酒造. 2019年3月3日閲覧。
  13. ^ a b c d e 松浦すみれ 『日本酒ガールの関西ほろ酔い蔵さんぽ』コトコト、2015年、28-29頁。 
  14. ^ a b “杜氏・蔵人一体感結実”. 毎日新聞: p. 23. (2010年4月23日) 
  15. ^ “酒蔵の要請受けて 信頼に応える品質を”. 農業共済新聞: p. 12. (2015-08-3w) 
  16. ^ “酒蔵に直販店舗 バーをイメージ、来年1月開業”. 北近畿経済新聞. (2014年) 
  17. ^ a b c まぼろしのバーでの"体験"を商品化した日本酒「bar362+3」新登場!”. NOMOOO. 2019年3月4日閲覧。
  18. ^ a b c d 丹後蔵会社概要
  19. ^ 京の芋焼酎「いもたん」丹後蔵
  20. ^ “酒蔵ライブでもてなし”. 毎日新聞: p. 23. (2010年5月24日) 
  21. ^ “イチゴ風味の純米酒”. 毎日新聞: p. 21. (2009年5月21日) 
  22. ^ “人々とつながり、地域を元気に”. 毎日新聞: p. 23. (2011年11月27日) 
  23. ^ a b c d e 笑顔百楽”. 竹野酒造. 2019年3月6日閲覧。
  24. ^ ヒカリ美術館所蔵パンフレット
  25. ^ a b 京丹後の食材とお酒を愉しむ会 〈竹野酒造〉×〈京都和久傳〉”. 室町和久傳. 2019年3月5日閲覧。
  26. ^ 京丹後の食材とお酒を愉しむ会 〈竹野酒造〉×〈京都和久傳〉”. 京都和久傳. 2019年3月5日閲覧。
  27. ^ 京都・竹野酒造”. 日本酒市場. 2019年3月5日閲覧。
  28. ^ a b c d e f g h i j k l 竹野酒造有限会社公式パンフレット「ひとさけひと」2019年
  29. ^ a b c 祝蔵舞”. 竹野酒造. 2019年3月6日閲覧。
  30. ^ “山あり谷あり丹後酒米作り”. 京都新聞(夕刊). (2019年2月16日) 
  31. ^ a b c d 奥平三之 『新・雪国の酒蔵』梧桐書院、2014年、237頁。 
  32. ^ a b 竹野酒造有限会社公式パンフレット「YASAKATURU 2018.AKI」2018年
  33. ^ “丹後と栃木 粋の酒”. 毎日新聞: p. 21. (2009年12月27日) 
  34. ^ “チョコ風味の日本酒開発”. 日本経済新聞. (2013年2月1日) 
  35. ^ 『日本酒完全バイブル』ナツメ社、2005年、127頁。 
  36. ^ 『家庭画報 2022年4月号』世界文化社、2022年3月1日、106-107頁。 
  37. ^ 『VOGUE JAPAN 2021年12月 No.268』プレジデント社、2021年12月1日、82頁。 
  38. ^ a b 『蔵元を知って味わう日本酒事典』ナツメ社、2011年、198頁。 
  39. ^ 旭蔵舞”. 竹野酒造. 2019年3月6日閲覧。
  40. ^ a b 錦蔵舞”. 竹野酒造. 2019年3月6日閲覧。
  41. ^ a b 祭蔵舞”. 竹野酒造. 2019年3月6日閲覧。
  42. ^ “京の3蔵元が3部門で1位”. 京都新聞. (2010年4月14日) 
  43. ^ “純米酒部門で1位に”. 両丹日日新聞. (2010年5月11日) 
  44. ^ “「祭蔵舞」が金賞”. 毎日新聞: p. 25. (2010年9月1日) 
  45. ^ a b 公式 亀の尾”. 弥栄鶴. 2019年3月6日閲覧。
  46. ^ a b 日山正紀 (2013年6月28日). “京丹後酒蔵全国1、3位”. 京都新聞 
  47. ^ a b 佐々木伸次 (2013年10月19日). “竹野酒造1位と2位”. 京都新聞 
  48. ^ a b “祭蔵舞が最高金賞”. 毎日新聞. (2015年1月29日) 
  49. ^ a b “ひとフォーカス”. 京都新聞. (2009-12-0) 
  50. ^ a b c 竹野酒造有限会社 行待 佳樹”. 日本醸造協会. 2019年3月5日閲覧。
  51. ^ 竹野酒造事務所に全員の合格証書が掲示されている。


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