窯変瓦とは? わかりやすく解説

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窯変瓦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/10 17:59 UTC 版)

窯変瓦(ようへんがわら)とは粘土瓦の一種で、釉薬を使わずに備前焼と同じ製法で色調を出す瓦である。


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  1. ^ 西山 康夫 「瓦又はタイルの窯変方法」発明2008127272号
  2. ^ 瓦屋根ドットコム
  3. ^ 神谷 治「窯変調瓦の製造法」特開2001-232614(P2001-232614A)


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釉薬瓦焼きものの絵具である釉薬を塗布して作られる。別名陶器瓦。これに塩焼瓦を含む。釉薬瓦は瓦の表面にガラス質の釉薬層を形成する。瓦そのものは赤色のことが多く、釉薬による着色も表面のみのことが多い。釉薬によって様々な色が表現でき、また量産性や色の管理も容易であるために、最も大量に生産されている瓦である。釉薬ゆえに均一な色しか表現できないが、表面のガラス層が耐水性をもつために、無釉薬瓦より耐久性が高いといわれる。塩焼瓦釉薬の代わりに塩を使用する。瓦を1100℃位で焼成し、岩塩を焚口に投入すると、岩塩中のナトリウムと粘土中の珪酸アルミナと化合して赤褐色の珪酸ナトリウムのガラス状被膜ができる。仕上がりは赤褐色となる。三州瓦の最後の専用窯の操業が2006年春頃に停止されたため、現在では殆ど製造されていない。いぶし瓦素地の状態で瓦を焼成し、後にプロパンガスや水で希釈した灯油などを用いていぶし、瓦表面に炭素膜を形成したもの。瓦は裏も表も均一な黒色となる。古くは松葉などを燻化材に用いた。焼く前の素地仕上げの際に施される表面化粧の方法の一つとして片面か両面を金ベラで磨き、銀色のサエを強調する産地もある。新品のときは一様な黒色であるが、年月が経過すると黒~銀色の色調変化が現れ、屋根のアクセントになるのが特徴である。無釉瓦
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