矢崎隆司
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/03 03:02 UTC 版)
「ファウスト (漫画)」の記事における「矢崎隆司」の解説
元時計メーカーの職人だったが、クォーツ時計によって機械式時計が時代遅れとなり、会社から配置転換を命じられるも、それに不満を抱いて辞職する。いつかは名の知れた時計職人になりたいと夢を持つが、しがない時計修理工として、自分ひとりが食べるにやっとの生活を送る。1977年、「最高の時計職人としての栄達と、家庭を持つことの両立」を条件にファウストと契約し、紀元前87年のアテネにタイムスリップする。そこで時計職人としての知識を活かし、細工師として名を売る。ポントス王ミトリダテス6世に見込まれて、日食・月食を予測する機能を持つ時計を作り上げ、ポントスに勝利をもたらす。だが自分が王になりたいという欲望を抱いたことから、非業の死をとげ、ファウストに魂を回収される。矢崎が作った時計は、「アンティキティラの機械」として後世に知られる。
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