盆燈籠
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盆燈籠（ぼんとうろう、ぼんどうろう）とは、お盆の時期に墓に供える燈籠型の飾り[1][2][3]。盆燈籠を墓に供える習俗は特に安芸地方(広島県西部)でみられる。「盆灯ろう」[4]「盆灯籠」[3]などとも表記する。その形状から「朝顔燈籠」とも呼ばれる[1]。なお同様の習俗は香川県中部でもみられる[5]。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g 松本麟一『中国・四国地方の火の民俗』明玄書房、1985年、82-89頁。全国書誌番号:88033174。
- ^ a b c d e f “ご先祖様へ色とりどり 広島・寺町一帯”. 毎日新聞. (2017年8月14日) 2017年9月14日閲覧。
- ^ a b c d e “灯籠に願う思い…”. 中国新聞アルファ (2013年8月16日). 2017年9月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 神田三亀男 著、広島地域文化研究所 編『広島民俗の研究』広島地域文化研究所、府中町、1989年、300-309頁。
- ^ a b 「盆灯籠作りがピーク迎える 坂出 香川県」『朝日新聞』2009年7月19日付朝刊（香川全県・2地方）27面
- ^ a b c d e 北川建次 編『瀬戸内海事典』南々社、2007年、253-254頁。ISBN 978-4-931524-63-7。
- ^ a b c d e f 「(ヒロシマ国の掟?!)お盆のお墓が一斉にカラフルになる 広島県 灯籠飾り」『朝日新聞』2012年8月16日付朝刊(広島1・1地方) 23面
- ^ 「(司馬遼太郎と宗教:22)安芸門徒の明日」『週刊朝日』2017年9月8日 114頁
- ^ 大朝いろ 「カラフルな盆灯篭をつくってみました」
- ^ 安芸教区基幹運動推進委員会 編『仏事あれこれ小百科 : 門徒必携』2000年。全国書誌番号:22022204。[要ページ番号]
- ^ 広島市『新修広島市史』 第4巻 (文化風俗史編)、1958年、338-339頁。全国書誌番号:49001367。
- ^ 『芸州府中荘誌』菅原守先生 編纂、府中町、1972年（原著1932年）。全国書誌番号:73006921。
- ^ 中国新聞社 編『広島県大百科事典 : そ‐わ』 下、1982年、570頁。全国書誌番号:87057836。
- ^ 高田郡史編纂委員会 編『高田郡史』 民俗編、高田郡町村会、1979年、559頁。全国書誌番号:80005295。
- ^ 宮本常一 著、田村善次郎 編『宮本常一 日本の年中行事』八坂書房、2012年、173,388頁。ISBN 9784896941470。
- ^ “灯籠 種類,ハヤカワ文庫JA”. ハヤカワ・オンライン. 2017年10月19日閲覧。
- ^ “うえむらちか、大林宣彦監督からの推薦文に感激--小説『灯籠』出版イベント”. マイナビニュース (2012年6月24日). 2017年10月19日閲覧。
- ^ こうの史代『この世界の片隅に』 上、双葉社、2008年、25-26頁。ISBN 978-4575941463。
- ^ “スタッフルームだより ロングラン上映中！ 劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト”. 「この世界の片隅に」製作委員会. 2017年10月19日閲覧。
[続きの解説]
「盆燈籠」の続きの解説一覧
- 1 盆燈籠とは
- 2 盆燈籠の概要
- 3 香川県における盆燈籠
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