白玲戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/04 09:35 UTC 版)
ヒューリック杯白玲戦(ヒューリックはいはくれいせん)は、ヒューリックと日本将棋連盟が主催する将棋の棋戦(女流タイトル戦)[2]。女流棋戦では唯一の七番勝負であり、勝者は白玲のタイトル称号を得る。白玲のタイトル保持者は序列1位となり、優勝賞金は女流棋戦の過去最高となる1,500万円[1]。
注釈
- ^ かつては「女流プロ名人位戦」において、A級、B級、C級に分けた階級別の昇降級リーグ戦方式を採用していた。制度を改定した現在の女流名人戦は、リーグ戦方式の挑戦者決定戦と、リーグ参加者一部入れ替えで予選トーナメント方式の併用になっている。
- ^ a b 第1期のみ、リーグ戦開始時に女流棋士ではない奨励会員の西山朋佳女流三冠も棋戦参加者に含む。西山の参加は、棋戦主催者であるヒューリック西浦会長が将棋連盟に要望したことであった[8]。なお、西山はリーグ戦期間中に奨励会を退会して女流棋士に転向している。
- ^ 定員に対する人数の過不足により、C級とD級の在籍人数が奇数の場合は「抜け番」を含めた9回戦制(一人8局)で行なう。
- ^ a b 全勝者は人数を問わず全員昇級
- ^ 2022年4月1日付で引退該当者となった安食総子女流初段(女流順位戦 D級在籍)の場合、2022年度の第2期女流順位戦D組の最終局(2022年7月)を以って引退となった。結果としてD級全局終了時点で降級点対象者であったが、2022年4月初頭時点で引退該当者として公表されていた。
- ^ 伊藤沙恵、加藤桃子、渡部愛、山根ことみ、加藤圭の5名。
- ^ 室谷由紀、清水市代、中澤沙耶、本田小百合、藤井奈々、頼本奈菜、礒谷真帆、藤田綾の8名。
出典
- ^ a b c “賞金最高額の1500万円 女流8つ目タイトル「白玲戦」を新設 ”. 東京新聞. 2023年7月4日閲覧。
- ^ “ヒューリック会長「一番強い女流棋士決めたい」”. 産経ニュース (2021年11月5日). 2021年11月5日閲覧。
- ^ a b c “女流新棋戦創設と主催者交代について|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2020年10月6日閲覧。
- ^ “八つ目の新女流棋戦「白玲戦」 11月に開幕、優勝賞金は過去最高1500万円” (jp). Mainichi Daily News. (2020年10月6日) 2020年10月6日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年10月6日). “将棋で8つ目の女流タイトル戦創設 ヒューリック杯白玲戦女流順位戦”. 産経ニュース. 2020年10月6日閲覧。
- ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2020年10月6日). “将棋で8つ目の女流タイトル戦創設 ヒューリック杯白玲戦女流順位戦”. 産経ニュース. 2020年10月6日閲覧。
- ^ “「リコー将棋AI棋譜記録システム」をヒューリック杯 白玲戦・女流順位戦に導入|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2021年2月1日閲覧。
- ^ マンスリー将棋 ヒューリック会長「一番強い女流棋士決めたい」 - 産経新聞(2021年11月5日)
- ^ a b c 将棋世界2020年12月号。
- ^ BSフジ新番組「白玲~初代女流棋士 No.1 決定戦~」が12月20日14時より放送開始日本将棋連盟公式サイト 2020年12月14日
- ^ “白玲 ~初代女流棋士No.1決定戦~|BSフジ”. www.bsfuji.tv. 2021年6月6日閲覧。
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