男はつらいよ 純情篇とは? わかりやすく解説

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男はつらいよ 純情篇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 16:19 UTC 版)

男はつらいよ 純情篇』(おとこはつらいよ じゅんじょうへん)は、1971年1月15日に公開された日本映画。『男はつらいよ』シリーズの6作目。同時上映は『やるぞみておれ為五郎』。


  1. ^ a b c 日経ビジネス』1996年9月2日号、131頁。
  2. ^ 寅次郎が婚姻中の女性に対し一定以上の恋愛感情を持つ作品は、シリーズ中唯一とされる(『男はつらいよ 寅さんの歩いた日本』p.23)。婚姻中の女性がマドンナである作品としては第34作(演:大原麗子)、第42作(演:檀ふみ)、第47作(演:かたせ梨乃)があるが、第42作・第47作は恋わずらいになるほどの感情は持たなかったし、第34作は自らを「醜い人間」として感情を抑え込もうと努力していた。なお、マドンナという枠を外れると、第13作の絹代(演:高田敏江)とは、夫が行方不明だったため、結婚まで考えている。
  3. ^ 「彼にとっての故郷とは何なのか。それはさくらの存在そのものと、深く関わっている気がしてならない。」(『キネマ旬報2008年9月下旬号』p.43)など、いろいろな推測を呼んでいる。もっとも、「故郷は寅を甘やかせるからもう帰ってこない、故郷にはさくらがいるからやはり近々帰ってくる、故郷は寅にとっては何物にも代えがたい財産だ、ふるさとは遠きにありて思うもの」といろいろ候補を挙げつつ、「どれもが適切でどれもぴったりしない」とし、「言葉では表せないものを明らかに映像は表現している」と評価する書物(『男はつらいよ魅力大全』p.52)もある。
  4. ^ 『おかしな男渥美清』p.245
  5. ^ もっともラストシーンでは、正月の浜名湖畔での寅次郎の啖呵売の手伝いをしている
  6. ^ 本編では寅の背後から撮影しており、絹代も同席している。
  7. ^ この場合劇中夕子が「帝釈天へ行ったことないの」という台詞とかみ合わなくなる
  8. ^ 本編ではいつものように何度も店前をうろうろする寅に対して、おいちゃんとタコ社長が見間違いと目をこするシーンとなる。また「予告編」では、部屋の中にいるさくらが、寅と一緒にとらやへ入る場面となってしまい辻褄が合わなくなる
  9. ^ 佐藤(2019)、p.14


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