球団公式発表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 23:19 UTC 版)
球団の発表では戦力外通告という言葉は使われず、「来季の契約をしない通告」などという表現となる。その通告と育成選手としての再契約を打診することは同時に行われるが、多くのケースではそこまで発表されず報道で「育成再契約を打診した見込み」などと報じられる程度である。巨人のみは毎年育成再契約を打診した選手に対し「自由契約とすることを通知」などと表現し、戦力外通告の選手と分けて発表している。育成再契約の場合、球団が戦力外通告を発表しないケースもある(阪神など)。 2021年に日本ハムは西川遥輝、秋吉亮、大田泰示の3選手に「保留手続きを行わない」と発表し、再契約の可能性を否定しない「ノンテンダーとする」という談話をつけた。報道ではこれに追従し3選手を戦力外通告ではなくノンテンダーと表現しているが、通告時期は第2次通告期間内であり通告を行わなければルール違反であることから、いわゆる戦力外通告としての手続きは行われているとみられる。
※この「球団公式発表」の解説は、「戦力外通告」の解説の一部です。
「球団公式発表」を含む「戦力外通告」の記事については、「戦力外通告」の概要を参照ください。
- 球団公式発表のページへのリンク