王郁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/05 01:02 UTC 版)
王 郁(おう いく、ワン・ウク、? - 997年)は、高麗の王族。初代国王太祖の子で、第8代国王顕宗の父。母は神成王太后金氏。神成王太后は新羅敬順王の従姉妹で、935年11月に新羅が高麗に降伏の意思を表して嫁がせた女性であった。したがって王郁は、936年から太祖が死亡する943年の間に生まれたと推定される。恵宗、定宗、光宗、王旭(成宗の父)の異母弟である。顕宗は即位後、安宗(あんそう)の廟号と憲景孝懿大王の諡号を追贈した。
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