狩猟服姿のフェリペ4世
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 09:22 UTC 版)
『狩猟服姿のフェリペ4世』(しゅりょうふくすがたのフェリペよんせい、西: Felipe IV cazador、英: Philip IV in Hunting Dress)は、スペインのバロック絵画の巨匠ディエゴ・ベラスケスが1632-1634年にキャンバス上に油彩で制作した肖像画で、現在、マドリードのプラド美術館に所蔵されている[1][2][3][4][5][6]。この絵画には何点かの複製があり、その中で最も有名なものは、ルーヴル美術館からフランスのカストル (タルヌ県) にあるゴヤ美術館に寄託されている作品であるが、この作品は工房作で[1][2][6]、ベラスケスの娘婿フアン・バウティスタ・マルティネス・デル・マーソの手になると推定されている[5]。
- ^ a b c d e f g “Philip IV in Hunting Dress”. プラド美術館公式サイト (英語). 2024年2月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光 2018年、132頁。
- ^ a b プラド美術館 2009, p. 104.
- ^ a b c d カンヴァス世界の大画家 15 ベラスケス、1983年、86頁。
- ^ a b c d e f g h モーリス・セリュラス 1980年、106頁。
- ^ a b c d e f 大高保二郎・川瀬祐介 2018年、58頁。
- ^ モーリス・セリュラス 1980年、118頁。
- 1 狩猟服姿のフェリペ4世とは
- 2 狩猟服姿のフェリペ4世の概要
- 3 参考文献
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