深浦康市
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深浦 康市(ふかうら こういち、1972年2月14日 - )は、日本将棋連盟所属の将棋棋士である。棋士番号201。長崎県佐世保市出身。花村元司九段門下。愛称は「地球代表」。
注釈
- ^ 2016年度現在の昇段規定が当時に施行されていたとすると、全棋士出場棋戦であった全日本プロ将棋トーナメントで優勝の時点で五段昇段となっていた。
- ^ 佐藤はさらに「こんなにすごい終盤は記憶にない。」「(2枚の金を1枚の角と交換し、その角を5三に打つ手順の詰みは)すごい手。なかなか見ない筋。奇跡的な詰みと言ってもよい。」と評している。
- ^ ただし、タイトル戦以外では、朝日オープンで2004年(2003年度)の第22回に防衛戦の経験あり。
- ^ 渡辺明による史上初の3連敗4連勝での防衛(竜王戦)からわずか9ヶ月後のことであった。
- ^ 残留の条件は木村に勝利した上で、阿久津主税と行方尚史の両者が敗戦する、という非常に厳しいものだった。しかし結果的に、阿久津・行方の両者は共に勝利したので、木村に勝っていても深浦の降級は確定していた。
- ^ 郷田は最終局を待たずして名人挑戦を決めていた。
- ^ その後、70期に久保利明(当時棋王・王将)、74期に郷田真隆(当時王将)、76期に渡辺明(当時棋王)らもタイトルを維持したままB級1組に陥落。ただし、久保の場合は降級が決まってから3月末までの間にタイトルを失い無冠となっている。
- ^ 棋譜(公式サイト) - 54手目△2二飛(1回目)から▲4八飛△4二飛▲2八飛△2二飛(2回目)▲7七金寄 △6五銀▲6七金寄△7四銀引(3回目)▲7七金寄 △6五銀▲6七金寄△7四銀引(4回目)。
- ^ 2023年11月24日現在、深浦の33勝49敗。
- ^ 実際に、対森下の戦績は4勝6敗(2023年現在まで)と負け越しており、王位戦の紅組リーグ残留決定戦、62期と66期の順位戦(B級1組)、前述の日本シリーズ決勝、棋聖戦の二次予選決勝、等の重大な対局で敗れている。
出典
- ^ NHK杯テレビ将棋トーナメントで司会の女流棋士が証言。
- ^ a b “抱負とプロフィール”. 北海道新聞. 2007年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月26日閲覧。
- ^ “第48期王位戦 第7局 深浦が初の王位 積極的攻め実る”. 北海道新聞. 2009年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月26日閲覧。
- ^ a b “第49期王位戦 第七局 深浦が王位初防衛 最終局で羽生下す”. 北海道新聞. 2009年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月26日閲覧。
- ^ 羽生の挑戦を退けてタイトルを防衛したのは谷川浩司・藤井猛・佐藤康光・森内俊之に続いて史上5人目。
- ^ 日本将棋連盟ホームページ・お知らせ「深浦康市王位、九段に昇段(2008年9月26日付)」
- ^ 日本将棋連盟ホームページ・お知らせ「深浦康市王位、600勝を達成」
- ^ 2009年10月3日 「囲碁・将棋ジャーナル」
- ^ 日本将棋連盟ホームページ・お知らせ「第38回将棋大賞が決まる!」
- ^ a b 深浦康市九段、800勝(将棋栄誉敢闘賞)達成|将棋ニュース|日本将棋連盟
- ^ 2010年9月4日「囲碁・将棋ジャーナル」
- ^ a b 敬史, 岡部. “12歳で長崎から上京した深浦康市九段が、愛弟子・佐々木大地五段に何よりも望む「恩返し」 | 観る将棋、読む将棋”. 文春オンライン. 2020年7月29日閲覧。
- ^ “将棋界のサッカー今昔 | NHKテキストビュー”. NHKテキストビュー | 生活に役立つNHKテキストの情報サイト. 2020年12月6日閲覧。
- ^ 深浦康市六段(当時)「そばにいてくれるだけで安心なんです」 - 将棋ペンクラブログ・2016年6月20日
- ^ a b なぜ深浦康市は立ち上がることができたのか?【叡王戦24棋士 白鳥士郎 特別インタビュー vol.18】 - ニコニコニュースORIGINAL・2018年10月23日
- ^ a b c “甲斐女流王位、深浦九段破る A級に勝った女流2人目”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2013年10月29日). 2022年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月14日閲覧。
- ^ 将棋世界 2009年2月号
- ^ “「恋愛流」深浦九段と新婚・都成七段、ほのぼの朝の「共同作業」[竜王戦写真館]”. 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp). 読売新聞社 (2022年4月13日). 2022年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月14日閲覧。
- ^ ““地球代表”深浦九段 渡辺王将の勝利への鍵は「やりたいこと表現できるか」”. スポニチ Sponichi Annex 芸能. 株式会社スポーツニッポン新聞社 (2022年1月30日). 2022年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月14日閲覧。
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- ^ “深浦康市王位、九段に昇段(2008年9月26日付)|将棋ニュース|日本将棋連盟” (2008年9月26日). 2023年12月13日閲覧。
- ^ 第20回-第25回朝日オープン将棋選手権はタイトル該当棋戦。
- ^ “深浦康市王位、長崎県より「平成19年県民表彰・特別賞」を受賞|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “深浦康市王位、600勝を達成”. 日本将棋連盟 (2009年1月21日). 2020年4月4日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “過去の放送”. 王手!最後のお願い - NHK. 2020年3月21日閲覧。
- 1 深浦康市とは
- 2 深浦康市の概要
- 3 人物・エピソード
- 4 弟子
- 5 著書
- 6 脚注
固有名詞の分類
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