深浦康市とは? わかりやすく解説

深浦康市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 13:05 UTC 版)

深浦 康市(ふかうら こういち、1972年2月14日 - )は、日本将棋連盟所属の将棋棋士である。棋士番号201。長崎県佐世保市出身。花村元司九段門下。愛称は「地球代表」。


注釈

  1. ^ 2016年度現在の昇段規定が当時に施行されていたとすると、全棋士出場棋戦であった全日本プロ将棋トーナメントで優勝の時点で五段昇段となっていた。
  2. ^ 佐藤はさらに「こんなにすごい終盤は記憶にない。」「(2枚の金を1枚の角と交換し、その角を5三に打つ手順の詰みは)すごい手。なかなか見ない筋。奇跡的な詰みと言ってもよい。」と評している。
  3. ^ ただし、タイトル戦以外では、朝日オープンで2004年(2003年度)の第22回に防衛戦の経験あり。
  4. ^ 渡辺明による史上初の3連敗4連勝での防衛(竜王戦)からわずか9ヶ月後のことであった。
  5. ^ 残留の条件は木村に勝利した上で、阿久津主税行方尚史の両者が敗戦する、という非常に厳しいものだった。しかし結果的に、阿久津・行方の両者は共に勝利したので、木村に勝っていても深浦の降級は確定していた。
  6. ^ 郷田は最終局を待たずして名人挑戦を決めていた。
  7. ^ その後、70期に久保利明(当時棋王・王将)、74期に郷田真隆(当時王将)、76期に渡辺明(当時棋王)らもタイトルを維持したままB級1組に陥落。ただし、久保の場合は降級が決まってから3月末までの間にタイトルを失い無冠となっている。
  8. ^ 棋譜(公式サイト) - 54手目△2二飛(1回目)から▲4八飛△4二飛▲2八飛△2二飛(2回目)▲7七金寄 △6五銀▲6七金寄△7四銀引(3回目)▲7七金寄 △6五銀▲6七金寄△7四銀引(4回目)。
  9. ^ 2023年11月24日現在、深浦の33勝49敗。
  10. ^ 実際に、対森下の戦績は4勝6敗(2023年現在まで)と負け越しており、王位戦の紅組リーグ残留決定戦、62期と66期の順位戦(B級1組)、前述の日本シリーズ決勝、棋聖戦の二次予選決勝、等の重大な対局で敗れている。

出典

  1. ^ NHK杯テレビ将棋トーナメントで司会の女流棋士が証言。
  2. ^ a b 抱負とプロフィール”. 北海道新聞. 2007年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月26日閲覧。
  3. ^ 第48期王位戦 第7局 深浦が初の王位 積極的攻め実る”. 北海道新聞. 2009年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月26日閲覧。
  4. ^ a b 第49期王位戦 第七局 深浦が王位初防衛 最終局で羽生下す”. 北海道新聞. 2009年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月26日閲覧。
  5. ^ 羽生の挑戦を退けてタイトルを防衛したのは谷川浩司藤井猛佐藤康光森内俊之に続いて史上5人目。
  6. ^ 日本将棋連盟ホームページ・お知らせ「深浦康市王位、九段に昇段(2008年9月26日付)
  7. ^ 日本将棋連盟ホームページ・お知らせ「深浦康市王位、600勝を達成
  8. ^ 2009年10月3日 「囲碁・将棋ジャーナル
  9. ^ 日本将棋連盟ホームページ・お知らせ「第38回将棋大賞が決まる!
  10. ^ a b 深浦康市九段、800勝(将棋栄誉敢闘賞)達成|将棋ニュース|日本将棋連盟
  11. ^ 2010年9月4日「囲碁・将棋ジャーナル
  12. ^ a b 敬史, 岡部. “12歳で長崎から上京した深浦康市九段が、愛弟子・佐々木大地五段に何よりも望む「恩返し」 | 観る将棋、読む将棋”. 文春オンライン. 2020年7月29日閲覧。
  13. ^ 将棋界のサッカー今昔 | NHKテキストビュー”. NHKテキストビュー | 生活に役立つNHKテキストの情報サイト. 2020年12月6日閲覧。
  14. ^ 深浦康市六段(当時)「そばにいてくれるだけで安心なんです」 - 将棋ペンクラブログ・2016年6月20日
  15. ^ a b なぜ深浦康市は立ち上がることができたのか?【叡王戦24棋士 白鳥士郎 特別インタビュー vol.18】 - ニコニコニュースORIGINAL・2018年10月23日
  16. ^ a b c 甲斐女流王位、深浦九段破る A級に勝った女流2人目”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2013年10月29日). 2022年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月14日閲覧。
  17. ^ 将棋世界 2009年2月号
  18. ^ 「恋愛流」深浦九段と新婚・都成七段、ほのぼの朝の「共同作業」[竜王戦写真館]”. 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp). 読売新聞社 (2022年4月13日). 2022年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月14日閲覧。
  19. ^ “地球代表”深浦九段 渡辺王将の勝利への鍵は「やりたいこと表現できるか」”. スポニチ Sponichi Annex 芸能. 株式会社スポーツニッポン新聞社 (2022年1月30日). 2022年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月14日閲覧。
  20. ^ 北陸の地で3年ぶりに公開対局!”. 日本将棋連盟 (shogi.or.jp). 公益社団法人日本将棋連盟 (2022年7月8日). 2022年7月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月14日閲覧。
  21. ^ “藤井七段が半端ない強さ “地球代表”を撃破、タイトル挑戦へあと2勝” (日本語). zakzak. https://www.zakzak.co.jp/article/20180625-FOKMSY2JLZMTXOR5EX65KSWVTE/ 2018年9月11日閲覧。 、2019年12月15日の将棋フォーカス
  22. ^ 日本将棋連盟新役員のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 公益社団法人日本将棋連盟 (2012年6月8日). 2021年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月31日閲覧。
  23. ^ “将棋:第77期名人戦A級順位戦 佐藤康光九段-深浦康市九段 第4局の1” (日本語). 毎日新聞. (2018年8月3日). オリジナルの2018年9月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180911081556/https://mainichi.jp/articles/20180803/ddm/007/040/055000c 2018年9月11日閲覧。 
  24. ^ “対局開始”. 竜王戦中継plus. https://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/2018/09/post-75cb.html 2018年9月11日閲覧。 
  25. ^ 棋士の昇段など(日本将棋連盟からのお知らせ)”. 2001年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月13日閲覧。
  26. ^ 2004年4月1日付昇段・昇級の棋士(日本将棋連盟からのお知らせ)”. 2004年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月13日閲覧。
  27. ^ 深浦康市王位、九段に昇段(2008年9月26日付)|将棋ニュース|日本将棋連盟” (2008年9月26日). 2023年12月13日閲覧。
  28. ^ 第20回-第25回朝日オープン将棋選手権はタイトル該当棋戦。
  29. ^ 深浦康市王位、長崎県より「平成19年県民表彰・特別賞」を受賞|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2020年12月6日閲覧。
  30. ^ 深浦康市王位、600勝を達成”. 日本将棋連盟 (2009年1月21日). 2020年4月4日閲覧。
  31. ^ 日本放送協会. “過去の放送”. 王手!最後のお願い - NHK. 2020年3月21日閲覧。


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