波崎の大タブとは - わかりやすく解説 Weblio辞書

波崎の大タブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/11/30 13:57 UTC 版)

波崎の大タブ（はさきのおおタブ）は、茨城県神栖市波崎の神善寺境内に生育するタブノキの巨木である^[1]^[2]^[3]。推定の樹齢は700年余、1000年以上、1500年以上の諸説があり、江戸時代に起こった大火や第2次世界大戦中の焼夷弾の難を逃れたことから、地元の人々から「火伏せの木」として信仰されている^[1]^[2]^[4]^[5]。茨城県内では最大であり、日本国内でも有数のタブノキの巨木として、1960年（昭和35年）に茨城県指定天然記念物、1990年（平成2年）には「新日本名木100選」に選定されている^[1]^[6]^[7]。

脚注

注釈

^ 評論家で巨木に関する著書の多い牧野和春は、『一樹一影を生きる』で環境省の調査を引用して「関東で第三位、全国でも第五位」と記述している。

出典

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m 『新日本名木100選』、42-43頁。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j 渡辺、95頁。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 波崎の大タブ（神善寺）神栖市ホームページ、2014年5月10日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 高橋（2008）、64頁。
^ ^a ^b 波崎の大タブ茨城の名木・巨樹茨城県林業技術センターホームページ、2014年5月10日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d 波崎の大タブ茨城県教育委員会ウェブサイト、2014年5月10日閲覧。
^ ^a ^b 第4回（昭和63年度）自然環境保全基礎調査日本の巨樹・巨木林関東版(1) (茨城県・栃木県・群馬県) (PDF) 生物多様性情報システム環境省ウェブサイト、2014年5月10日閲覧。
^ ^a ^b ^c 高橋（2009）、32頁。
^ 神善寺八百万の神日本の神社・寺院ガイド 2014年5月10日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 一樹一影を生きる第2回神栖市・波崎の大タブ牧野和春、工作舎ウェブサイト、2014年4月28日閲覧。
^ 神善寺神栖市観光協会公式ホームページ、2014年5月10日閲覧。
^ 鹿行各市の歴史・伝統文化鹿行広域事務組合ウェブサイト、2014年5月10日閲覧。
^ 『新日本名木100選』、6頁。