法幣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/19 00:13 UTC 版)
法幣(ほうへい、簡体字: 法币; 繁体字: 法幣; 拼音: fǎbì)は中華民国国民政府により1935年11月3日の幣制改革によって政府系銀行が発行した銀行券(不換紙幣)を、中国の法定貨幣(Fiat Money)として流通させたものである[1]。蔣介石政権以外の政権からは旧法幣と呼ばれた。法幣の発行により500年に亘る銀本位制が終わりを告げたが、大量に発行したことに起因しハイパーインフレを誘発した。1948年8月19日(20日より実施)の幣制改革により、あらたに発行した金円券と交替し、13年にわたる歴史を閉じた[1]。
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