歯周嚢胞とは? わかりやすく解説

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歯周嚢胞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/10/08 03:10 UTC 版)

歯周嚢胞(ししゅうのうほう)は炎症性あるいは発育性の歯原性嚢胞の一つ[1]。通常、萌出中の大臼歯歯冠歯根に関連して出現する。この嚢胞が萌出中の第三大臼歯の遠心(同部に発生する歯周嚢胞をHofrath嚢胞と呼ぶ。)や歯列の他の場所で成長すると、単に歯周嚢胞と呼ばれる。しかし、6歳から10歳の下顎第一大臼歯頬側根分岐部に発生した嚢胞はbuccal bifurcation cystと呼び、これは他の歯周嚢胞と比較して特徴的な臨床的特徴を持ち、管理における考慮が必要である[2]


  1. ^ 下野正基、野間弘康、山根源之、田中陽一、井上孝 「VI章嚢胞」『口腔外科、病理診断アトラス』 下野正基、野間弘康、山根源之、監修 石川達也、内田安信、稗田豊治、平沼謙二、医歯薬出版〈アドバンスシリーズ1〉、東京都文京区1994年8月30日、第1版第2刷、95-143頁。ISBN 4-263-45161-9
  2. ^ Zadik Y, Yitschaky O, Neuman T, Nitzan DW (May 2011). “On the Self-Resolution Nature of the Buccal Bifurcation Cyst”. J Oral Maxillofac Surg 20 (5): e15. doi:10.1016/j.joms.2011.02.124. PMID 21571416. http://www.sciencedirect.com/science?_ob=ArticleURL&_udi=B6WKF-52VP3D1-6&_user=10&_coverDate=05%2F14%2F2011&_rdoc=9&_fmt=high&_orig=browse&_origin=browse&_zone=rslt_list_item&_srch=doc-info(%23toc%236905%239999%23999999999%2399999%23FLA%23display%23Articles)&_cdi=6905&_sort=d&_docanchor=&_ct=207&_acct=C000050221&_version=1&_urlVersion=0&_userid=10&md5=47e40681e02990c1d46b7f818fe30630&searchtype=a. 


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