武田伸一とは? わかりやすく解説

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武田伸一

武田伸一の俳句

あめつちや林檎の芯に蜜充たし
かなかなや僧がキャッチボール始める
ががんぼは窓擦る沒落するのだな
ぐわんと犬サングラスで過ぐふるさとよ
はつなつのもやもやの長女のこども
ふへふへと花の根元の酔っ払い
ふるさとのうみやまおがわ獅子頭
ほうほたるほうほうほたる御一統
みどり児やもずくに落とす涙粒
もう神にあらず地べたの神楽翁
サーカスは蠍座の尾を浸すかな
一個の岩に母来て座る虚空かな
上総三日月波は野菊の上だという
丹後一之宮雨に祭の準備する
人には盆山は巨木を蔵すかな
光年の中の日当たる流れ藻よ
冬銀河濤の奈落のあるばかり
出羽丘陵狐火二つ三つ十
勾玉見つからず筍飯つくる
北病棟に死なずありけり麦の秋
土の上を利根は流るる蛇は渡る
夏の雨巨木も我もはるけしや
夜神楽のしばしば空に向く顎よ
大和にあらましかば蕉風にすててこ
子供歌舞伎まだ始まらぬ常闇や
少年院とーんと昼の蛍かな
山畑を均す色鳥誉めながら
我思わぬゆえに我なし蕪蒸し
日本海護岸デ倒産シタノデス
春の昼雄が飾りて鳥魚
朝の合歓多忙を常とするなかれ
枇杷は黄に漱石先生ポンプ押す
江戸川の半分は千葉空に鴨
河津桜に雨金目鯛のひもの
無印良品と菜の花のお浸し
田仕舞いと六年生の下校かな
皮を脱ぐ蛇です当意即妙です
穴出でし蛇と共濡れ老いけらし
精のつく話長々神楽宿
肉体やみしりみしりと麦の秋
色鳥来爺さん婆さんぱりっとす
花粉め!という広告と通勤す
蛇の腹纏きつきて家野となりぬ
衣被我とおぼしき夜さりの老
農具は脆く立っているなり雛の家
釣瓶落し居残りという組にかな
鉄骨のエキサイティングポーズかな
銀やんま尼ケ禿山という方へ
隠沼に雨網膜にまだ狐
雁が音や山岳監視はさびしかろ
 




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