現代俳句データベース(俳句)
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現代の名俳句について、作者や季語、出典などの情報を記載したデータベースです。 提供 現代俳句協会 URL http://www.gendaihaiku.gr.jp/index. shtml |
現代俳句データベース(俳句) のさくいん
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- 八月や軍港に影佇つてゐる
- 八月や山行かばとて帰らざる
- 八月や遮断機ためらひつつ下りる
- 八月や日本は赤く草強し
- 八月や柱のように人は立ち
- 八月やせつなきまでに夜*蝉啼き
- 八月や棘のある魚釣り上げて
- 八月やひのとひつじの十五日
- 八月やヒロシマナガサキわれに水
- 八月や耳の奥にも耳が見え
- 八月やみんな毀れたしゃぼん玉
- 八月や六日九日十五日
- 八月よ翼を煮込み灰汁をとる
- 八月を洗っても洗っても火の匂い
- 八月を揉み消す男波女波かな
- 果てるころ月明となる村芝居
- 波照間島の稲搗波と酌みにけり
- 派手な柄着て落ち着かずアマリリス
- 鳩墜ちて正方形の石並ぶ
- 鳩小屋の餌食む音や今朝の冬
- 鳩雀われも冬日の脚二本
- 鳩眠らせ沖に汗の目おびただし
- 鳩の群羽交い弛めて日向ぼこ
- 鳩百羽翔ちてきょとんと春の鹿
- 鳩吹いて故人あつまる夕館
- 鳩踏む地かたくすこやか聖五月
- 鳩笛のうつろは喉につながりぬ
- 花葵雨中に夢の像見て
- 花明り遺児ふたりあり手のやわら
- 花明り少し欲しいね狐穴
- 花あかり土曜講話のもれ寺領
- 花明り泣かぬ瞼が呆けをり
- 花あかり寢るのが淋し足の裏
- 花馬酔木しだれて紙の音生まる
- 花馬酔木一と粒づつ吾れ一と日づつ
- 花浴びの童が忽と仏弟子
- 花菖蒲映して雲の行方かな
- 花菖蒲角度を変えて作句せり
- 花あやめ髪の先まで水である
- 花菖蒲傘かしげして行き違ふ
- 花菖蒲子が蹴ちらしぬ神の鳩
- 花菖蒲人間見飽きたかもしれず
- 花菖蒲猫が弾いてるバイオリン
- 花菖蒲夕べの川のにごりけり
- 花嵐此の世の罪も散華する
- 花嵐声音柔らかイスラムの髭
- 花嵐城門かたく鎖されあり
- 花あれば西行の日とおもふべし
- 花杏子白いボタンを買いに行く
- 花杏受胎告知の翅音びび
- 花杏旅の時間は先へひらけ
- 花あんず雪折れの傷白みたり
- 花あんず齢隠そう筈もなく
- 花筏行きとどまりて夕日溜む
- 花筏押して餌をやる鯉贔屓
- 花筏河馬の目玉のとなりから
- 花筏鴨の胸にて崩れけり
- 花筏雲に乗りくる人のあり
- 花筏黄泉へ行く人こみ合いて
- 花筏これより先は神田川
- 花筏そこから先の未来都市
- 花筏糖質ゼロという時間
- 花筏見えぬ観音のせてゆく
- 花筏やぶつて鳰の顔のぞく
- 花筏よろめきあひて水の旅
- 花筏離合あくなき急疏水
- 花烏賊の自爆するときりりと鳴く
- 花烏賊や足投げ出して女学生
- 花活けてまた活け直し日永かな
- 花一片流星となり宇宙巡礼
- 花茨閲覧用の人ゲノム
- 花茨此の世は遠きランプかな
- 花色のはなし一ケをかざる支店
- 鼻唄のように過ぎ行く十二月
- 鼻歌は月よりの使者望月に
- 花映す田水張り終え那須平野
- 花うばらふたたび堰にめぐり合ふ
- 花牛蒡これほどまでに可憐とは
- 花占い最後のひとつ残しおく
- 花売車どこへ押せども母貧し
- 花枝垂れの中性善説を捨つ
- 花槐雨の瀬音をたかぶらす
- 花芥子や何に濡れたる少女の瞳
- 花楓紺紙金泥経くらきかも
- 花篝戦争の闇よみがえり
- 花篝箏の音わたりまた熾る
- 花篝月の出遅くなりにけり
- 花かげに秋夜目覺める子の遺影
- 花南瓜母となる日の近づける
- 花かぼちや愛でて各駅停車待つ
- 花から雪へ砧うち合う境なし
- 花狩が花に果てしは役者なり
- 花かりん少女の湖を思うかな
- 花カリン老母小さく草遊び
- 花かんな昭和の色を消し忘れ
- 花季の壁に人体解剖図
- 花季の奈落に手足奪はるる
- 花桐と土蔵の月日友の家
- 花桐の凋落くろき豚飼はれ
- 花桐のつづく山なり耶蘇の寺
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