林業商工業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/15 07:40 UTC 版)
藩政期に吉野に藩が町をひらき、農産物や酒・酢・醤油などの農産加工品、楮、櫨などの原材料、紙、蝋といった生産品の物資の取引が行なわれていたが、山が川に迫る地形や「株」制度を採って拡散を予防したため、大きな発展はなかった。明治に入り、商家の次男らが新たに町を開いた。道路・鉄道(江川崎駅までの延長)など交通の発達とともに宇和島の商勢圏に含まれるようになったことに加え、山村の疲弊から衰退が始まり、合併し松野町になってからはその傾向が一段と強まった。
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